広報
「広報」職務経歴書のポイント
広報の業務は「具体的な方法」と「効果」を明記する!
広報の職務経歴書では「具体的な方法」と「効果」を意識して、整理します。具体的な方法とは「どんな企業で、どんな商品を誰に対して(ターゲットユーザー)、どんなメディアを使って、どのように広報活動したか」を指します。それぞれを項目で分け、まとめてください。また、効果とは、その具体的な方法をとった結果、「売上高、製品数、前年対比(%)、売上構成比(%)」がどのように変わったかを記載すること。メディアへの露出数やブランド認知の向上なども充分実績としてアピールできます。できるだけ、固有名詞や数字を用いて、分かりやすく書きましょう。
「広報」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
就職後、アパレル製造・販売業、および飲料メーカーの2社で、8年間主に社外広報業務全般に携わっています。テレビ、新聞、雑誌、インターネットに向けた広報活動を中心に、株主、投資家、マスコミなどとの直接の関わり合いを通じて、広報を担当してきました。今までに培った幅広い広報ネットワークを有しております。
■職務経歴
<会社概要>
株式会社○○○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20XX年X月X日)
●事業概要: アパレルの製造、販売(上場区分:東証○部)
●設立:19XX年 ●資本金:XXX億円 ●売上:XXXX億XX万円(20XX年度) ●従業員:XXX名
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月
~ 20XX年X月 |
【所属】経営企画室広報チーム
【主な実績】
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<会社概要>
株式会社○○○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~現在)
●事業概要: 飲料メーカー(東証○部)
●設立:19XX年 ●資本金:XXX億円 ●売上:XXXX億XX万円(20XX年度)
●従業員:XXX名 ●年商:XXX億円
期間 | 業務内容 |
---|---|
20XX年X月
~ 現在 |
【所属】広報部 広報/IR課 【メンバー】X人 【業務内容】 ●広報業務
●IR業務
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■保有資格
- ビジネス広報検定1級
- ○○大学 MBA取得(XXXX年)
■パソコンスキル
- Word (提案書、見積書等のビジネス文書作成)
- Excel (ピボットテーブル、IF関数等を使ったフォーマット作成、受注・売上データのグラフ化)
- PowerPoint(プレゼン資料作成)
■自己PR
- POINT
- 自己PRは、唯一、ご自身の性格や価値観をアピールできる箇所です。業務を進める上で心掛けた事はもちろん、社会人としてのポリシーや 学生時代のクラブ活動等を持ち出して、積極性や調整力をアピールしてもよいでしょう。
●迅速にステークホルダーのニーズを把握
2社8年の広報業務の経験からステークホルダーが求める情報を先回りして、チームのTO・DOに落とし込み円滑な広報業務を行えるように努めてまいりました。例えば、投資家の企業理解を深めるために、工場見学を企画。1年に2回のペースで実施し、各製造過程にてものづくりへのポリシーを説明しました。さらに役員との懇親会を設け、投資家と役員との交流を実現しました。(6回実施、投資家の参加者数285名)
●チームフォローを意識したマネジメント
マネジメントが求められるようになってからは、部門全体が効率的で且つ正確に業務を進められるよう、メンバーひとりひとりの業務進捗を把握し、時にはチームでフォローしながら業務を推進してまいりました。また、社内の不平不満の原因のほとんどは、コミュニケーション不足だと考えているので、2週間ごとにメンバーとマンツーマンで20分ほど話す機会を作り、困っていること、頑張っていることをヒヤリングし、さらに私からみた評価とその根拠を示すように心がけてきました。
以上
- POINT
- 文末は「以上」で結ぶのが基本です。
- ■職務経歴書の指導にご協力いただいた人材紹介会社
- 株式会社パソナOGXA 大阪本社
- 〒530-0001 大阪府 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング12階
- 交通/JR大阪駅、各線梅田駅より徒歩3分