ホテルスタッフ
「ホテルスタッフ」職務経歴書のポイント
対人能力や語学力の他、具体的に何をして結果に繋がったのか等をホテルの特性に合わせアピールする。
ホテリエ=フロントのイメージが強い職種ですが、実際には営業や経理など他の一般企業と変わりません。まずそのホテルで自分の本来持つ適性と将来像がマッチするかリサーチするとよいでしょう。
またビジネスから内資・外資系のシティホテルやリゾート等、顧客層はまったく異なります。自分がどのような環境で活躍したいのか、どのような能力が求められているのか、応募先の特性に合わせてアピールする内容を考える必要があります。
「ホテルスタッフ」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
観光ビジネス系専門学校を卒業後、大手ビジネスホテルチェーンに入社。宿泊部門へ配属となりフロントクラークを3年担当。営業部門へ異動し営業職を2年経験。20XX年に外資系5つ星ホテルにコンシェルジュとしてヘッドハンティングされ、1年後にFC(ファイナンシャルコントローラー)に昇格。3年目の現在はレベニューマネージャーとして、ホテルを経営面から支える仕事を担当しています。
■職務経歴
○○○ホテル(勤務期間:20XX年X月X日~20X年X月X日)
●事業概要:高級ビジネスホテルチェーンの運営
●設立:20XX年 資本金:XXX万円 売上:XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名 ●年商:XXX万円
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月~ 20XX年X月 |
所属:宿泊部門 対象:顧客/ビジネスから観光目的客まで、ワンランク上のエグゼクティブ層がメイン ■業務内容 <宿泊部門/フロントクラーク業務>
<営業部門>
■実績
お客様に快適に過ごしていただく事を第一に、ホスピタリティあふれるサービスの提供はもちろん、ITを効果的に活用した生産性と、質の高い接客による顧客満足度、2点の向上と両立を目標に取り組みました。 またホテル内の部門を越え話し合い、出来ることから実施した結果、名誉な賞を受賞できたのは、現在の自分にとっても原動力となっています。 また予約サイト側のシステムトラブルでダブルブッキングがあった際、近隣のホテルと連携を取り、お客様がキャンセルする事なく無事にご宿泊頂けた事は、ホテリエとしての誇りを更に強めた出来事でした。 |
ホテル○○○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20X年X月X日)
●事業概要:外資系5つ星ホテルの運営
●設立:20XX年 資本金:XXX億円 売上:XXXX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名 ●年商:XXX億円
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月~ 現在 |
所属:宿泊部門、管理・財務/経理部門 対象:顧客/欧米からのビジネス・観光客、国内富裕層のビジネスマン ■業務内容 <宿泊部門/コンシェルジュ業務>
<管理・財務/経理部門:FC、レベニューマネージャー>
■実績
またFCや現職であるレベニューマネージャーのような、単なる経理ではなく財務・経理という立場からホテルの経営面を積極的に支える業務体験は、日本のホテル業に不足しているポジションと思うため、今後自分がホテリエとして活躍し続ける点でも大きな財産であると感じております。
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■保有資格
- ホテルビジネス実務検定(20XX年XX月)
- TOEIC730点(20XX年XX月)
- 中国語(20XX年XX月)
- 韓国語(20XX年XX月)
■パソコンスキル
- Word(各種案内文書などの作成)
- Excel(シフト表・売上管理・各種データ管理・グラフ化)
■自己PR
ホテリエとしてグローバルに通用する接遇マナーだけでなく、ご利用になるお客様にとって日本らしさを感じられる「おもてなしの心」を大切にしたサービスを心がけてきました。
今後復活が見込まれるインバウンド需要に向けて、様々な国のお客様におもてなしできるよう各国語学の取得だけでなく、グローバルな接遇マナーをさらに磨いていきたいです。
また自身が目標とする総支配人のポジションを目指して、経営面を意識したスキルアップを続けることで、お客様はもとより、ホテルや働く仲間にも有効なアウトプットをしていきたいと思います。
以上
- POINT
文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。
■特記事項
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。
(転職回数が4回以上の方や、在籍期間1 年以内での転職、半年以上の離職期間 等) - 退職理由を記載する場合は、あくまで簡潔に1~2行程度で記載して下さい。
退職理由は長文になるほどネガティブな内容になりがちです。具体的かつ簡潔に記載しましょう。
(例:採用時との労働条件相違のため、家族の介護のため、等) - 退職理由として「キャリアアップのため」「一身上の都合」は、内容が不明確のため避けた方が良い表現です。
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。