営業(若手・キャリアが浅い)
「営業(若手・キャリアが浅い)」職務経歴書のポイント
経験や実績が少ない分、「仕事に取り組む姿勢」をアピールする。
営業職は企業の利益に大きく関わる職種です。そのため採用担当者は「自社で成果を出してくれる人材かどうか」を重視します。入社後に自分がどのように活躍することができるかを分かりやすく記載することがポイントです。
しかし、第二新卒や経験の浅い若手の方は社会人経験が少なく、明確な実績や経験をアピールすることは難しいでしょう。自身の仕事に対する姿勢が伝わる内容を記載することが重要なポイントです。「何を目標に仕事をしたか」「何を意識したか」「どんな工夫をしたか」などをアピールするようにしましょう。
採用担当者も若手の経験が浅いことはわかっているので、やる気や将来性に注目しています。自身のポテンシャルを最大限に伝える職務経歴書を作成しましょう。
「営業(若手・キャリアが浅い)」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
大学を卒業後、株式会社○○に入社、営業職を3年間経験いたしました。主に求人広告を取り扱い、幅広い業種や規模のクライアントを担当いたしました。クライアントの採用目標を達成することが目的ではありますが、営業としての視点だけでなく、人事部の一員として、企業の魅力を世の中に発信すること、また想いを求人広告というメディアに乗せて求職者へ届けること、その実現のためにクライアントの事業理解はもちろん、その企業の強みを明確化することを意識し、質問や傾聴の姿勢を大切にしてきました。
■職務経歴
株式会社○○○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20X年X月X日)
●事業概要:広告代理店営業
●設立:20XX年 ●資本金:X億円 ●売上:XX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名
期間 | 業務内容 |
---|---|
20XX年X月~ 20XX年X月 |
▼本社営業部 第2営業課 配属 地域:東京都 対象:法人(大手企業、中小企業) 商品:求人広告 <20XX年○月>新人社員研修参加
<20XX年○月>〇〇支店営業部所属(8名体制) ■業務内容営業職10名 営業事務職2名
■実績
既存リピート率80%を達成
■業務成果
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- POINT
- 項目の途中で改ページすることがないようにレイアウトを調整してください。
■保有資格
- 第一種運転免許(20XX年XX月)
■パソコンスキル
- Word(ビジネス文書作成など)
- Excel(表やグラフの作成など)
- PowerPoint(プレゼン資料の作成など)
- POINT
- 特にスキルに自信がある場合には(中級/上級)などを記載します。
■自己PR
- POINT
- 仕事を通じて「経験したこと」「仕事を行う上で意識してきたこと」「仕事のスタイル」を記述します。
- 今後チャレンジしたいこと、強化したい分野など、入社後の目的、目標を明記します。
- アピールポイントは1行程度、エピソードや具体例は3~5行以内だと、端的で読みやすくなります。
少し長くなる場合は、冗長にならないよう1段落3~5行程度にすると、要点がまとまった印象になります。 - 今後の方向性や目標が明確な方は、記載するといいでしょう。
- コミュニケーション能力・調整力・社内を巻き込む力・信頼関係構築力といったスキルは、エピソード、実績とともにアピールしてください。
- 高い情報収集能力とヒアリングスキル 前職ではさまざまな業界のクライアントを担当するにあたり、各業界の情報を収集し適切なヒアリングを行うよう努めました。より深い情報を聞き出すため、ヒアリング項目や聞き方などは、上司からのアドバイスや書籍などを参考に、反省と改善を繰り返すようにしました。求人広告営業で培った情報収集力やヒアリング力は今後のキャリアでも役立てられると考えています。
- 誠実なコミュニケーションで、社内外問わず良質な関係性を築きます
私の長所は丁寧で迅速なコミュニケーションです。クライアントや関連部署からの問い合わせや連絡に対して迅速かつ、適切な返答を行うことを心がけてきました。業務上で分からないことがあった際には上司にすぐ確認し、課題の解決に努めました。このことは、クライアントや仕事仲間からの信頼に繋がったと感じています。
今後も強みを伸ばしながら、営業スキルに磨きをかけ、貴社の発展に貢献したいと考えております。
- POINT
- 「応募先企業がどのような人材を求めているか?」を意識しながら、自身の長所・やる気・スキルなどをPRします。仕事に対する価値観や今後どうなっていきたいかをアピールすることも有効です。
- 前職での経験や実績などと絡めながら、具体的でわかりやすい文章にすることを意識しましょう。文章が長くなりそうな場合には、項目ごとに分けて記入することもおすすめです。
以上
- POINT
文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。
■特記事項
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。
(転職回数が4回以上の方や、在籍期間1 年以内での転職、半年以上の離職期間 等) - 退職理由を記載する場合は、あくまで簡潔に1~2行程度で記載して下さい。
退職理由は長文になるほどネガティブな内容になりがちです。具体的かつ簡潔に記載しましょう。
(例:採用時との労働条件相違のため、家族の介護のため、等) - 退職理由として「キャリアアップのため」「一身上の都合」は、内容が不明確のため避けた方が良い表現です。
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。