CADオペレーター・製図
「CADオペレーター・製図」職務経歴書のポイント
建築系のCADオペレーターは「なりたい将来像」を伝えられるよう意識しよう
CADトレーサーとしてCADソフトのオペレーションを中心に将来は自宅で仕事を請け負える経験を積みたい方、将来は設計を担えるよう建築士試験も目指していきたい方、意匠・デザイン設計に携わりたい方など、CADオペレーターとしてどんな将来像を思い描いているかが伝わるような職務経歴書を意識しましょう。
また、雇用形態や就業する業態によっては、使用するCADソフトやメインで扱う設計図がアサインするプロジェクトごとに変わる、というケースもあります。そのような場合、初めて使用するCADソフトの習得にどのように取り組むか、また習得のスピードなどが伝わるように工夫します。
さらに、メンバーや取引先とのスムーズなコミュニケーションや後輩育成、現場でのフットワークなども評価のポイントです。
「CADオペレーター・製図」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
- POINT
- 職務概要は、これまでの経験を簡潔にアピールする重要な項目です。 この部分が企業の求めるスキルに合致しているかを確認し、作成して下さい。
建築意匠・構造設計、建築施工図、内装設計施工図、空調衛生設計施工図、電気設備設計施工図などの建築施工図の制作補助および修正、関連する書類作成業務。繁忙期におけるCADオペレーター・トレーサースタッフ管理業務
■職務経歴
<会社概要>
株式会社○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~現在)
●事業概要:建築、土木、設備工事請負業・建築、土木、設備工事の計画、設計、監理業
●設立:20XX年 ●資本金:XXX億円 ●売上:XX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XX名
期間 | 業務内容 |
---|---|
20XX年X月 |
株式会社○○○○○○○○ 入社 初任者研修(2ヶ月間) |
20XX年X月 |
本社 建築部 配属 【担当業務】
【経験現場】 戸建て住宅のリフォーム、戸建て住宅エクステリア部分の設計図から、や施工図の作成を主に担当していました。建築・建設に関する知識を積極的に学び、建築士や施行管理者との打ち合わせがスムーズに進むよう意識しながら仕事に取り組みました。 |
20XX年X月 |
株式会社○○○○○○○○ 一身上の都合により退社 |
株式会社○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~現在)
●事業概要:建築設計・監理、都市再開発・まちづくりに関する調査・企画・診断
●設立:20XX年 ●資本金:XXX億円 ●売上:XX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XX名
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月 |
株式会社○○○○ 入社・本社 CAD事業部CAD事業第2グループ 配属 |
20XX年X月 |
【担当業務】
【実績1:設計主担当物件について】 主に福祉施設分野での「建築意匠・構造設計」、「建築施工図」、「内装設計施工図」を担当しています。そのほか、市民病院の一般病棟や公立小学校体育館などの建築施工図にも実績があり、現在は商業施設やオフィスビルの内装設計が手掛けられるよう、アシスタントとして勉強中です。 実績例:東京都○○市特別養護老人ホーム○○苑、神奈川県川崎市老人福祉施設協議会運営✖✖✖ 【実績2:私用経験のあるCADについて】 自社でメインとして使うCADソフトはAutoCAD、JW-CADになります。しかし、現場やお取引先によって、その他のCADソフトとの互換性を担保したり、シミュレーションソフトを利用する際には変換なども必要になることが少なくありませんでした。そのため、時には自ら上長に働きかけて環境を整え、各種CADソフトの基礎知識を身につけるよう意識しています。以下のようなCADソフトについては、基本操作が可能です。
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- POINT
- 項目の途中で改ページすることがないようにレイアウトを調整してください。
■保有資格
- 普通自動車免許(20xx年xx月)
- 2次元CAD利用技術者試験2級(20xx年xx月)
■パソコンスキル
JW-CAD、AutoCAD、Word・Excel基本操作(文書・表作成レベル)
■自己PR
大学の専攻は建築系ではありませんが、都市計画の学習をきっかけに構造物に興味を持ち、独学で汎用系のCADシステム設計から学習をはじめ、トレーサーから業務をスタートしました。
現在はBIMを利用した構造モデリングの補助業務を担っています。さらに実務経験を積み、設計者として成長したいと考えています。日頃は、CADオペレーターとして、設計サイドと現場サイドの橋渡し役としての役割を意識して業務に取り組んでいます。
また、知識の習得に積極的に取り組んでおり、第○回2次元CAD利用技術者試験1級(建築)を受検し、現在結果をまっています。
以上
- POINT
- 文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。