インフラエンジニア
「インフラエンジニア」職務経歴書のポイント
実務経験の中で使用してきた開発環境と自身のスキルレベルをしっかりと伝える
インフラエンジニアはサイトの構築、サーバーの保守管理、ネットワークの運用、トラブルシューティングなどを行いITを裏方として支えている職種です。経験した開発環境や扱える機器、言語などのスキルをわかりやすく記載することがポイントです。
また、エンジニアとしてのスキルだけではなく、チームプロジェクト経験などを通して培ったコミュニケーション能力やマネジメント力もアピールできると良いでしょう。
「インフラエンジニア」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
20XX年に○○大学工学部を卒業後、主に中小企業向けのシステム開発を担っている株式会社○○○に入社いたしました。業務内容としては、サーバー・ネットワーク・セキュリティの構築や導入を担当してまいりました。システム構築の基礎を学びながら知識・経験を身に付け、20XX年XX月からはプロジェクトリーダーを担当しております。リーダーとして、チームメンバーのマネジメント、クライアントとの交渉・お打ち合わせへの同行、社内マニュアルの作成など、開発実務以外の幅広い業務に携わったことで、エンジニアとしての知見が広がったと実感しております。
■職務経歴
株式会社○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20XX年X月X日)
●事業概要:建築電気工事業
●設立:19XX年 資本金:XXX万円 売上:XX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名 ●年商:XX億円
期間 | 業務内容 |
---|---|
20XX年X月~ 20XX年X月 |
所属:開発部 対象:主に中小企業 ■業務内容
■実績
<詳細実績> 【プロジェクト①】 【プロジェクト②】 【プロジェクト③】 【プロジェクト④】
■テクニカルスキル 【OS】 【DB】 【NW】 【言語】
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■保有資格
- 基本情報技術者(20XX年XX月)
- 応用情報技術者(20XX年XX月)
- TOEIC○○○点(20XX年XX月)
- システムアーキテクト(20XX年XX月)
- AWS認定資格(20XX年XX月)
- POINT
- 保有している資格と取得年月を記載しましょう。
■パソコンスキル
- Word(各種ビジネス文書作成)
- Excel(業績管理・予算管理・マクロ関数・グラフ作成)
- PowerPoint(提案資料の作成・マニュアル作成)
- プログラミングスキルについては上述のテクニカルスキルの通り
- POINT
- 各ツールをどの程度使いこなせるかを明記し、スキルレベルをアピールしましょう。
■自己PR
・お客様の要望を叶える設計
インフラエンジニアの仕事は、表立って活躍する職種ではありませんが、DX化が進む社会において陰から社会を支える不可欠な存在であると考えております。お客様が抱えているトラブルや課題をいかにスムーズに解決するかを常に考え、最適なシステムを設計できるように努めております。トラブルが起きてお客様が混乱してしまうことのないよう、リスクマネジメントを徹底して作業を行うように心がけています。
・情報収集をして常にスキルアップ
システム形態や言語などは日々進化しているため、情報収集を怠らず、変化や進歩を敏感にキャッチアップできるように努めております。自分のスキルアップがお客様に提供するサービスの質向上に繋がるという自負を忘れず、貪欲に知識を吸収する姿勢を続けてまいります。
・お客様との適切なコミュニケーション
業務を行う上で、相手に寄り添ったコミュニケーションを大切にしております。これまで担当してきたお客様は、エンジニアとしてのご経験がなく、知識を有していないという方が多くいらっしゃいました。そのため、説明の場では専門的な言葉をなるべく使わず、かみ砕いて状況説明をするように心がけております。お客様からもわかりやすく丁寧な説明だとお褒めの言葉をいただくこともあり、自信につながっています。
・チームを支えるマネジメント力
20XX年からはプロジェクトリーダーを任せていただいており、プロジェクト全体のスケジュール管理やコスト管理なども担っております。BIツールを活用しつつ、進捗状況を可視化して管理しやすくする工夫をしています。メンバーに効率よく仕事をアサインできる体制を整えたことで、トラブルが少なく工数も削減することに成功いたしました。メンバー一人ひとりの力量に応じて最適な仕事を割り振るスキルが身に付いたと感じています。
- POINT
- 業務を通じて意識してきたことや大切にしていることを伝えましょう。実際の業務内容・経験・実績を基にストーリーを作ることで、信憑性がアップします。エンジニアとしてのスキルに加えて、チームでプロジェクトを遂行する際のコミュニケーション能力などもアピールできると良いでしょう。
以上
- POINT
文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。
■特記事項
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。
(転職回数が4回以上の方や、在籍期間1 年以内での転職、半年以上の離職期間 等) - 退職理由を記載する場合は、あくまで簡潔に1~2行程度で記載して下さい。
退職理由は長文になるほどネガティブな内容になりがちです。具体的かつ簡潔に記載しましょう。
(例:採用時との労働条件相違のため、家族の介護のため、等) - 退職理由として「キャリアアップのため」「一身上の都合」は、内容が不明確のため避けた方が良い表現です。
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。