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の中のの中のの中の信念を持った転職活動のすすめ――キャリアデザインで道を切り拓く!

転職体験レポート

掲載日2011/03/07

信念を持った転職活動のすすめ――キャリアデザインで道を切り拓く! | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<チャーハン>さん 52歳 三重県
●その他サービス/スクールマネージャー→教育/その他教育関連職
●活動期間:2009年1月~2011年1月 ●応募150社→面接5社→内定4社

信念を持った転職活動のすすめ
キャリアデザインで道を切り拓く!

人材開発事業で20年のキャリアを積んできた私は、若年層の就職難に関する社会問題にはかねてから非常に関心を持っていました。
そんな私に転機が訪れました。契約社員として長年働いていた企業との契約更改で、双方の条件が合わない事態に陥ったのです。このまま妥協して勤めるか、新たな職場を探すか――。私は、これからを担う若者の就職支援に貢献し、残りの就業人生を全うしたいと考え、退職を決断いたしました。
退職した私は、転職活動をしながら、個人事業主として大学や高校のキャリアコンサルティングを引き受けていました。その中で、学校現場と外部企業では、危機感に大きなギャップがあると痛感し、そのギャップを埋める手助けになれば……と、学校法人の求人を探し始めました。

転職活動において、何より苦脳したのは、家族の理解を得ることでした。80歳になる両親は、“終身雇用”世代の働き手。信念を持って転職の道を選んだ私の決意も、両親には単なる無謀な冒険としか理解してもらえず、随分と心配をかけてしまいました。家内にも、この不況時に追い打ちをかけるような形で、家計の不安を与えてしまいました。
申し訳ないという思いから、妥当な求人に応募したこともありました。しかし、自分の決意とのギャップで内定を辞退するたびに周りの落胆は大きくなるばかり。自分の信念のために、家族を犠牲にしているのではないか……。そんな葛藤の3年間でした。

しかし、自分の信念を曲げず、勝ち得た転職先だからこそ、モチベーションを低下させず、意欲的に仕事ができているのだと感じています。背水の陣で臨んだ転職活動に無事ピリオドが打て、喜びよりも、迷惑をかけた家族への感謝の気持ちでいっぱいです。

同じように50代での転職に苦脳している方は多くいるでしょう。成功の秘訣は、履歴書・キャリアシート・職務経歴書を通して、今後のキャリアデザインがきれいなストーリーになっているかどうかです。信念を持って転職活動をすれば、きっと道は開けると思います。