今の会社から逃げるためではなく－意欲的に働く場を見つける活動ができた | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜みゆ＞さん　28歳　東京都　●食品／貿易→食品／貿易
●活動期間：2005年2月～2005年4月　●応募40社→面接10社→内定2社

今の会社から逃げるためではなく
意欲的に働く場を見つける活動ができた

前に勤めていた会社は、とても離職率が高くて、会社の中がいつも不安定な感じでした。新しい社員が入っては辞めていく、という状況ですから、効率的な仕事ができるはずもない。自分自身、むなしさを感じていたのが転職の理由です。

あるキャリアコンサルタントからは、たくさんの企業に応募することを勧められました。今考えれば、私自身、どういう会社でどんな仕事をしたいかというビジョンが描けていなかったせいなんですよね。でも、在職しながら40社もの企業に応募するのは本当にキツかった。次第に体力の限界を感じ始め、面接で深く考えずに答えてしまうことも。

ある日、こんな散漫な転職活動をしている自分が情けなくなりました。

そこで、自分にとって仕事というものは、どれほどの位置、重要性を占めているのか、自分は本当に働きたいと思っているのか？　などについて、じっくり考える時間を持ちました。「やっぱり自分は仕事をしたいんだ」と気づいたとき、やっと今の会社から逃げるためにではなく、意欲的に働ける場を求めようという前向きな転職活動に変わりました。

それまでは、これまでの実績や自分のできることにまったく自信がなかったのですが、意識が変化してからは、アピール材料をたくさん見つけることができましたし、それを面接で伝えるのもうまくできるようになりました。

悩んだ分、回り道をしましたが、やっと「ここで働きたい」と思える会社と出会うことができました。