掲載日2007/02/12
30歳を目前に「一生フリーター?」の不安-マイナス材料を吹き飛ばし気迫の勝利! | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット
- ●<gotit>さん 29歳 東京都 ●なし/なし→商社/海外営業・プロジェクト管理
●活動期間:2006年9月~2006年10月 ●応募10社→面接3社→内定2社
30歳を目前に「一生フリーター?」の不安
マイナス材料を吹き飛ばし気迫の勝利!
大学院修了後、公務員試験に挑戦したものの、あえなく失敗。試験には年齢制限があり、再受験は不可能。もう民間企業を目指すしかなくなりました。私は就業経験がありませんから、正確には「転職」ではなく、「就職」への挑戦です。「新卒採用」「中途採用」のどちらの条件にも当てはまらず、履歴書を送っても、ほとんどが戻ってきました。不安と焦りに押しつぶされそうになり、「このまま一生フリーターか?」と悩みました。だから決めたんです。30歳になる前に、なんとしても就職を勝ち取ろうと。
職務経歴書には、アルバイト先での経験を具体的に思い起こし、今後の仕事に活かせるとアピールしました。応募した企業には、経験内容よりも1カ所で6年間も続けていた継続性が評価されました。考えてみれば、趣味もサークルも同じものを長く続けるのが私の取り柄。これに気づいてからは、自分に自信を持つことができました。
このほか、面接では自分のやりたいことを明確に言うことも心がけました。やりたいことは、自分の得意分野である語学と関係あることと、それとは関係のないことの2つを挙げました。「語学に関する仕事しかしたくない」ということでは、採用側も拒否反応を示すでしょうから、興味が広いことをアピールしたかったのです。
こうした努力をバックアップしてくれたのが人材紹介会社でした。何の情報源も持たない私の強力な味方になってくれ、いろいろな可能性を探っていただきました。自分のことは自分が一番よく知っていると思いがちですが、わからないことも多いものですね。キャリアコンサルタントだけではなく、友人や家族と積極的に話をして、自分の可能性を広げてみることが就職の成功につながったと思います。