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の中のの中のの中の英語力を活かしステップアップ転職を実現

転職体験レポート

掲載日2002/01/28

英語力を活かしステップアップ転職を実現 | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

K.M さん (29歳)のプロフィール
EC関連企業/総務・アドミニストレーター>大手シンクタンク/アシスタントアナリスト
大学卒業後、法律事務所、派遣会社(外資系証券、食品輸入会社)、EC関連企業で、TOEIC900点 取得や留学経験で培った英語力を活かし、アドミニストレータ業務や総務業務を担当してきた。2001年6月に【人材バンクネット】にエントリー。株式会社 ブライトキャリアのサポートで、2001年11月 国内大手シンクタンクにリサーチ部門のアシスタントアナリストとして転職。

キャリアと転職理由

高校・大学は海外での留学経験を持つKさん。卒業後は法律事務所やEC関連企業などで、英語力を活かしたアドミニストレーター業務や総務アシスタントを担当し、そのスキルの幅を広げてきた。

「EC関連企業設立手続きのアシスト業務を担当していました。長いテストランの状況で事業への不安はもとより、仕事で英語を使えない環境に疑問を持ち始めていました。

振り返ると今までのアシスタントの仕事は、時間を持て余すことも多かった。楽しかった反面、会社の一部分での仕事でしかなく、何かが足りないような気がして。やはり私が環境を変えたいと思うならば、自ら進んで変えるべきと思い、転職を決めました」

働いている時間を充実させたい。この転職で自分のやりたい何かを掴むために、Kさんは次への新しいステップに向けて、転職活動をスタートさせた。

人材紹介会社へのエントリー

転職活動は在職中にスタート。求人情報誌以外にも活用した【人材バンクネット】では、キャリア・語学力を活かせる仕事を中心に、求人情報から約10社の人材紹介会社に登録した。

なかでもブライトキャリアのシニアコンサルタント・伊藤さんは、Kさんの語学力と対応能力を見出し、外資系や大手企業などKさんのキャリアアップに繋がる企業へのアプローチを進めていった。

「伊藤さんの励ましは、今回の転職への自信に繋がりました。ご紹介いただいた中でも、今回のアシスタントアナリスト職は、最初受けるのにとても不安でした。初めての業界ですし、大きな企業でしたから自分にできるかなと。しかし伊藤さんは“あなたなら大丈夫”と励ましてくださった。その言葉に決心し、ぜひチャレンジしたいとお伝えしました」

企業面接

大手シンクタンクでの面接は、人事担当から直属の上司となるアナリスト、上役まで計4回行われ、約1ヶ月にも渡り進められた。大手企業では最終面接までのステップが多く、その分超えなければならないハードルも増える。その緊張を解き放したのは、伊藤さんのサポートと励ましだった。

「とにかく面接は自分らしくいようと臨みました。伊藤さんの後押しがあって、肩の力を抜いて受けることができた。時間を厳守するなど基本的な事を守っただけで、あとは特に構えることはありませんでした。

2次面接のアナリストの方とはその時が初対面でしたが、「この方となら合うのでは・・・」という印象を持ちました。この方が上司ならば、ぜひここで仕事がしたいと、その面接の場で実感しました」

「キャリアパス」としての選択

人材紹介会社を活用した今回の転職で、大きくステップアップを遂げたKさん。現在は機関投資家向けリサーチ部門のアシスタントアナリストとして、情報収集やデータ更新・入力、株価のチャート作成など様々な業務を担当している。

以前ならばアシスタント業務でも、広く浅く業務をこなさなければならなかった。しかし今は“この分野の業務なら私”と、ポジションとして任せていただいている。仕事への充実感を日々実感しています。

当面の目標は、アナリストの仕事をきちんとサポートできるよう、一日も早く業務をこなせるようになること。今後はアナリストが望むことを、自分から先回りして分かるようになるまで、スキルを磨いていきたいです。一人前になるまでに、最低でも5年はかかります。その間しっかり腰を据えて、確かなキャリアを築いていけたらと思っています」

転職をサポートしたコンサルタントより

株式会社ブライトキャリア 本社
伊藤真知子さん

1997年10月、株式会社ブライトキャリア入社。コンサルティングファームや製薬業界など、 外資系企業を中心にキャリアカウンセリングを担当。転職者の専門性を引き出す、親身なカウンセリングで候補者の厚い信頼を得ている。「新しい環境のなか で、自分の新たなキャリアを切り拓く。そのための転職に、お手伝いできればと考えています」

語学力・対応能力はもとより、Kさんが自ら変えようと挑戦する「前向きさ」と チャンスを柔軟に受け入れる「素直さ」が成功のポイントです

今回ご紹介したアシスタントアナリスト職をはじめ、Kさんには英語力が求められる大手の優良企業の求人を中心にご紹介いたしました。TOEIC900点という高い語学力、海外留学の経験を持つKさんは、ご自身も英語力を活かせる企業を希望されていた。そのご希望に則してご紹介できると思いアプローチいたしました。 またメールでのやりとりや実際にお話しても、その応対がスピーディーかつ的を得ていて非常に印象的でした。些細なことかもしれませんが、転職活動においても対応などの基本がきちんとできることは、ご自身が次の転職先を探していく上でとても重要なことです。そういった意味でKさんは、英語力以上に総合的な対応能力、ポテンシャルに優れていた。転職のご経験回数など難しい部分もありましたが、“この方ならぜひ”と今回の企業をご紹介しました。 私が思うにKさんのご経験企業・キャリアは、ご本人本来の実力からして少し小さかったと思うのです。これから30代に仕事を進めていく上で、20代にどういうキャリアを積んだかが非常に重要になってきます。今Kさんにとって必要なのは、きちんとした企業の中でキャリアを積むこと。今回のこの転職で、大きな企業のネームバリューをつけて、これから先のステップアップとして欲しいとの思いがありました。 昨今の厳しい転職市場のなかで、企業は確実にマッチする求職者の方でないと採用はしません。特に大手企業は面接のステップが多いですし、途中でプレッシャーに負けると、面接官はすぐにそれを察知してしまう。Kさんを応援し、励ましつづけたのは、ご本人らしさを持って最終面接まで突破して欲しかったからです。 今の時代を見ますと、一社の中だけで生涯のキャリアを築いていく時代ではありません。新しい環境に自分の求めるチャンスがあるなら、チャレンジし、ステップアップすべきと思います。現状の環境を変えたいと、新しい仕事を探す行動を起したKさんは、とてもポジディブでした。今回の転職を振り返ると、自らが変えていこうとするKさんの「前向きさ」と、チャンスを柔軟に受け入れられるご本人の「素直さ」が、その成功を支えたのだと私は考えています。