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の中のの中のの中の退職を決めたとたんに仕事が増加-何があっても「辞める意志」を貫き通した

転職体験レポート

掲載日2007/08/13

退職を決めたとたんに仕事が増加-何があっても「辞める意志」を貫き通した | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<ヤパセ>さん 33歳 東京都 ●医療/SE→食品/SE
●活動期間:2006年5月~2007年1月 ●応募10社→面接5社→内定1社

退職を決めたとたんに仕事が増加
何があっても「辞める意志」を貫き通した

うつ病でしばらく休職したあと、職場に復帰。無事に戻れたのはよかったのですが、経営者の態度は180度変わっていました。転勤しても社宅を使わせてもらえなかったり、仕事で使う機材を用意してもらえなかったり。私への評価が地に落ちたことを実感しました。

また「なんとなく不安感を感じる」とか「太っているから健康面に不安がある」とか、わけのわからない理由をつけて昇給・昇格もなし。同様の仕事をしている社員が、自分よりも給料が多いのを知ったときは、愕然としました。

退職を宣言し、転職活動を開始。しかし運悪く、そのころから職場の人員が減ってしまい、仕事の負荷が増えていって……。こなしきれないほどの膨大な仕事を押しつけられ、しんどい毎日が続きました。一応、引継ぎ者はいたんですが、技術面が未熟で、私の仕事を引き継ぐ能力がないことが判明。結局、私が休日返上で仕事をやり遂げるしかありませんでした。

キャリアコンサルタントのサポートのおかげで新たな職場に転身。しかし、退職後も前の職場から連絡があり、「わからない点があるから一緒に顧客先へ行ってほしい」と言ってくる始末。常識的に考えて、会社を辞めた人間が顧客先に出向くなんてことができるわけがない。これには私も頭にきて言ってやりました。「何かあっても責任が取れないから、行くことはできない。それに、今の自分にとっては、新しい職場のほうが大事だ」と。退職を決めても、引き止められたり、辞めにくい状況になってしまったりする方は多いと思います。本当に転職する気があるなら、退職の意志を貫き通すことが大事だと思います。