光学設計エンジニア
「光学設計エンジニア」職務経歴書のポイント
担当してきた案件規模や件数を明記してスキルや経験をアピールする
光学設計エンジニアは、スマートフォンやデジタルカメラ、医療機器等に使われるレンズの設計を行う仕事です。光学技術の仕様は非常に細か、高度な技術が必要とされるため、光学設計分野に関する知識や経験はもちろん、繰り返しテストを行う粘り強さやスケジュール管理・調整力が求められます。
また他の部署や工程の担当者と打ち合わせを行う機会も多いため、コミュニケーション能力についても言及できると良いでしょう。
「光学設計エンジニア」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
20XX年に○○大学工学部を卒業後、医療機器の電気・電子制御機構の設計を担う株式会社○○に入社し、主に光学設計分野を担当し、医療機器用レンズの設計やテストなどを行いました。同社にて光学設計に関する基礎知識・経験を身に付けた後、もっと幅広い分野の開発に関わりたく、20xx年xx月に株式会社○○に転職しました。前職での医療機器分野に加え、現在は、半導体分野の光学設計にも携わっております。
■職務経歴
株式会社○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20XX年X月X日)
●事業概要:電気・電子設計
●設立:19XX年 資本金:XXX万円 売上:XX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名 ●年商:XX億円
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月~ 20XX年X月 |
所属:開発部 対象:医療機器メーカー ■主な担当製品 眼科医療機器 ■プロジェクトチーム規模
■業務内容
■実績 ・担当プロジェクト数
■使用ツール ・Zemax社 OpticStudio 設計ツールの社外研修受講メンバーとして課員の中から代表として選抜。
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期間 | 業務内容 |
20XX年X月~ 現在 |
所属:開発部 対象:医療機器メーカー・半導体メーカー ■主な担当製品
■プロジェクトチーム規模
■業務内容
■実績 ・担当プロジェクト数
■使用ツール ・Zemax社 OpticStudio 前職の経験から医療機器分野の開発を担当することもありましたが、主にスマートフォン基盤用の半導体露光装置などの開発に携わっておりました。株式会社〇〇では、大手企業と共同でプロジェクトを進めており、業界の最先端技術に触れる機会が多かったため、光学分野の知見を広げることができました。
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■保有資格
- 国際光技術者検定 ゴールド認定(20XX年XX月)
- TOEIC○○○点(20XX年XX月)
- POINT
- 保有している資格と取得年月を記載しましょう。
■パソコンスキル
- Word(各種ビジネス文書作成)
- Excel(グラフ作成)
- PowerPoint(提案資料の作成・マニュアル作成)
- POINT
- 各ツールをどの程度使いこなせるかを明記し、スキルレベルをアピールしましょう。
■自己PR
・好奇心を持って幅広い知識を身につける
大学卒業以降、光学設計業務に関わり続け、知識・技術を磨いてきました。職場には様々な経験を持つ光学設計者が在籍していたため、先輩、後輩問わず積極的に教えを乞い、自らの知識を広げるよう努めてきました。その結果、鏡筒光学のみならず、光源や素子などの開発にも携わることとなり、幅広い分野の開発に対応できる技術が身に付いたと感じています。
・業務を円滑に進めるコミュニケーション能力
自分の業務だけを考えていてはプロジェクトが円滑に進まないということを常に意識しており、他部署とのコミュニケーションを積極的に取るようにしました。そのため設計だけではなく、現場での製品企画・立ち上げから製造工程まで、一連の知識を得ることができました。その経験を活かして部署間連携の効率化に取り組んだ結果、プロジェクト所用期間の短縮に成功し、社内で表彰された実績もあります。
・チームを支えるマネジメント力
20xx年からは、リーダーとしてプロジェクト全体のスケジュール管理を担当する機会も多くなりました。ツールなども活用して進捗状況を可視化、メンバーの業務を効率よく管理できる体制を整えました。また、持ち前のコミュニケーション力を活かし、メンバーの状況を把握しながら業務を割り振り、業務過多に陥ることがないよう意識しました。その結果、トラブルの減少及び、離職率の低下にもつながりました。
- POINT
- 業務を通じて意識してきたことや大切にしていることを伝えましょう。実際の業務内容・経験・実績を基にストーリーを作ることで、信憑性がアップします。エンジニアとしてのスキルに加えて、チームでプロジェクトを遂行する際のコミュニケーション能力などもアピールできると良いでしょう。
以上
- POINT
文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。
■特記事項
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。
(転職回数が4回以上の方や、在籍期間1 年以内での転職、半年以上の離職期間 等) - 退職理由を記載する場合は、あくまで簡潔に1~2行程度で記載して下さい。
退職理由は長文になるほどネガティブな内容になりがちです。具体的かつ簡潔に記載しましょう。
(例:採用時との労働条件相違のため、家族の介護のため、等) - 退職理由として「キャリアアップのため」「一身上の都合」は、内容が不明確のため避けた方が良い表現です。
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。