アパレル
「アパレル」職務経歴書のポイント
そのブランドへの愛着は前提とし、そこに自分の興味や知識・接客スキルが如何に活かせるかがポイントになります。
百貨店やショッピングモール、路面店の販売がアパレルの代表的な職種といえます。また専門学校等でパターンやデザインを学んでいればパタンナー・デザイナーとして活躍できる為学生時の受賞経験等は有効なポイントになるでしょう。
そのブランドが好きという点は重要ですが、その気持ちが具体的にどう仕事に活かされたか、日々の知識・スキルの発揮についての工夫や今後のビジョンに重点をおいて履歴書や面接時にアピールしましょう。
「アパレル」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務概要
服飾系専門学校卒業後、内資アパレルブランドに入社。ファッションビル内の店舗にて販売スタッフとして×年勤務した後、店長へ昇進。よりスキルUPを図るため外資アパレルブランドへ転職し、X年目です。 現在は日本本部におけるマーチャンダイザーとして、イタリア本部と連携しながら日本人向けの商品開発や販売計画などを担当しています。
■職務経歴
株式会社○○○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20X年X月X日)
●事業概要:内資中堅アパレルブランド(メンズ服)
●設立:20XX年 資本金:XXX億円 売上:XXXX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名 ●年商:XXX億円
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月~ 20XX年X月 |
所属:メンズ服店 店長(店舗/5名体制) 対象:20代~40歳位までの男性対象人気カジュアルブランド ■業務内容
■実績
20代~40歳位の男性をターゲットにしたカジュアルブランドの為、雑誌等のリサーチだけでなく、周囲にいる友人知人へのヒアリングや、実際に街に出向いてトレンド傾向を常に掴むよう意識しました。 お店に来ていただいたお客様の情報は、立ち話程度で得られた良いお話も忘れずにデータ化し、次回来店時のスタイリングに活かしました。また、購入頂いた際、押し付けがましくない程度で必ずお礼のメールやお手紙を出す習慣は、在籍時の顧客獲得数や売上に繋がりました。 |
株式会社○○○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~20X年X月X日)
●事業概要:外資アパレルブランド
●設立:20XX年 資本金:XXX億円 売上:XXXX億XX万円(20XX年度)
●上場区分:未上場 ●従業員:XXX名 ●年商:XXX億円
期間 | 業務内容 |
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20XX年X月~ 現在 |
所属:日本本部/MD(マーチャンダイザー) 対象:30代~60代位までの都会の富裕層男女向けラグジュアリーブランド ■業務内容
■実績
MDとして常にトレンドを先回りし、感性を活かすだけでなく緻密なデータ分析に基づいた計画を提供して、アジア圏の売上を3期連続でTOPに導く結果に繋がりました。 また前職における百貨店内店舗での店長職経験は、社内だけでなく得意先とのコミュニケーションにも強く活かされていると思います。 |
■保有資格
- 販売士/リテールマーケティング検定(20XX年XX月)
- 色彩検定/UC級(20XX年XX月)
- パーソナルカラリスト検定(20XX年XX月)
- パターンメーキング技術検定(20XX年XX月)
- 繊維製品品質管理士/TES(20XX年XX月)
- ファッション色彩能力検定/1級(20XX年XX月)
- ファッションビジネス能力検定/1級(20XX年XX月)
- 英語対応能力検定(20XX年XX月)
- ビジネス実務マナー検定(20XX年XX月)
- TOEICスコア630点(20XX年XX月)
■パソコンスキル
- Word (業務報告書・提案書などの各種ビジネス文書作成)
- Excel (予算・スケジュール管理表の作成)
- PowerPoint (企画書、商品説明書の作成)
- Outlook(ビジネスメール/英文含む)
■自己PR
何より「洋服が好き」という気持ちからスタートしていますが、自分の強みはただ雑誌やメディアの情報に感化されずにその後ろにある状況を読み取り分析できる論理的思考力だと思っています。
この特性は販売スタッフの際にも、お客さまとの何気ないやりとりから、製品だけでなく何をこちらに求めているのかを相対的に判断する事が出来たため、お客様に喜んで頂けたのはもちろん、顧客獲得数や売上TOP達成に繋がりました。
今後は販売とMD等、各々で培った経験と、自分が得意とする分析力を活かし、「新たなトレンドの発信基地であるブランド」と「定番として長く愛されるブランド」一見相反するも魅力的な2つの目標を支える役目として活躍していきたいです。
以上
- POINT
文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。
■特記事項
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。
(転職回数が4回以上の方や、在籍期間1 年以内での転職、半年以上の離職期間 等) - 退職理由を記載する場合は、あくまで簡潔に1~2行程度で記載して下さい。
退職理由は長文になるほどネガティブな内容になりがちです。具体的かつ簡潔に記載しましょう。
(例:採用時との労働条件相違のため、家族の介護のため、等) - 退職理由として「キャリアアップのため」「一身上の都合」は、内容が不明確のため避けた方が良い表現です。
- 離職期間等、選考上マイナスになりそうな点、懸念に感じられそうな点があれば「■特記事項」の見出しをたてて、事情説明します。