仕事柄、ビジネス本、特に働く女性向けに書かれているものはなるべく目を通すようにしています。自己啓発本といわれる類のものには「3年後の自分、5年後の自分をイメージしましょう」、と書いてあることが多いですよね。(私自身の著書にも書いていることなのですが……)
確かにイメージの力ってすごい。スポーツ選手が最高の結果を出すためにイメージトレーニングをしている、というのは有名な話ですが、ビジネスの世界でも、成功されている方の自伝などを読むと、必ずといっていいくらい、成功する前から「なりたい自分」の姿を細かくイメージして、実際にそれを手にされているケースが多いです。
「なりたい自分」をイメージする方法もたくさんありますね。
たとえば、雑誌などから「こんなところに住みたい」「こんなふうに働きたい」、など、「なりたい自分」を体現しているような写真を切り抜いて模造紙にぺたぺたと貼り付け、「なりたい自分ポスター」を作り、壁に張っておくとか、「実現したいこと」から逆算して、あらかじめ予定をスケジュール帳に書き込んでおくなど、ちまたに溢れる「夢を叶える方法」、みなさんもひとつくらいはやったことがあるのではないでしょうか? もちろん、私もあります。
なんていいながら、実は「数年先がイメージできる自分じゃつまらない」、というもう一人の自分がいるのも事実。
たとえば、旅行に行っても、全く計画性がない私は、行き当たりばったりで行動することがほとんどなのですが、この行き当たりばったりが生むハプニングが楽しかったりします。おいしい食べ物やお酒やそれを一緒に楽しむ人たちとの出会いは旅の醍醐味。しっかり予定を組んでいないからこそ、そのときどきの流れに任せて、出会いを楽しんでいます。
人生も同じで、あまり数年後の自分をばっちりイメージして計画を立て、着実にそれを手に入れていくのは、ちょっと私には合わないなぁと思うのです。
じゃあこれまでどうしてきたのかというと、目の前のことに一生懸命取り組んでいたら、然るべきときに然るべき出会いやハプニングがやってきて、気づいたら今の自分がいました。
そんな私の楽しみの一つが年末の振り返りです。たまたま12月生まれ、ということもあり、1年の締めくくりでもあるこの時期、お酒を飲みながらこの1年間をじっくり振り返ってみるんです。
1年って短いようで長い。この1年も、去年の12月には予想もしていなかった出来事がいくつもありました。独立してからは特に、年々会社らしくなっていくのをハッキリと感じます。不思議なのは、ひとつの仕事が途切れても、そのタイミングで別の仕事が舞い込んでくるなど、必要なときに必要な出来事が起こること。「今思えば、あの仕事がなかったら今頃ヤバかったよなぁ」なんて改めて気づいたりして、1年を振り返ると、自然と感謝の気持ちが湧き上がってきます。
ひとしきり感慨にふけった後は1年後の自分に思いをめぐらせます。「1年後、どんな自分になってるかな?」。すると、ものすごくワクワクしてきます。これで年越しの準備はバッチリです。
lush325さんも、この1年でたくさんの奇跡が起こったようですね。
いつもの生活の中で、自分の成長を感じる瞬間はそう多くはないもの。
年の瀬に、今年1年頑張った自分を褒めてあげませんか?
そんなとき、「お仕事ブログ」はとても役立つツールです。
1年前、自分の書いた「お仕事ブログ」を開いたとき、少しだけ成長した自分に出会えるはずですよ。
さて、この連載も、これが最後となりました。まさか1年半も続くなんて自分でも驚きです。お付き合いいただき、本当にありがとうございました!
Merry Christmas & A Happy New Year!