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心も体も甘やかし すぎにはご用心 女なら誰しも、いつまでも若く美しくありたいと願っているはず。しかしながら、時間とは無情なもの。近頃はこれまで意識したこともなかった引力とやらの存在をしっかりと感じております。どこでかはいいませんけど。 深夜の通販番組でラクに体のラインを補正してくれる魅惑のランジェリーを見るたび、「買うか……」と受話器に手をかける私。しかも、補正下着でしかるべきお肉をしかるべき場所へと移動すれば、それが定位置となってみるみる美しい体のラインが手に入る、というじゃありませんか。しかし、もう一方で、pekoさんのブログにもあるように、体を甘やかしてしまうと、どんどん筋肉が落ち、下へ下へと垂れてしまう、という説も。確かに、この前の温泉旅行でガードルを脱いだ友人のお尻を見て納得……。 女優さんがデビュー後にどんどんきれいになっていくのは「見られている」という意識のなせる技なのだそう。ちょっと見ぬ間にスッキリと痩せた友人にその理由を聞くと、毎日体重計に乗っていただけだといいます。やはり「意識」することは大切なのですね。ということで、下着に頼るのはやめにします。 ところで、このGWに噂の『鈍感力』(渡辺淳一著・集英社刊)を読みました。現代を生き抜いていくスキルとして、ちょっとやそっとじゃへこたれない心と体のことを「鈍感力」と表現されているのですが(あくまでも私なりの解釈です)、本の中で、渡辺氏が仲間とゴルフ旅行へ行ったときのエピソードが紹介されていました。 その話というのは、夕食に出た生ものが傷んでいて、集団で食あたりになったというもの。しかし、仲間のうち一人だけケロッとしていたのだそうです。医師でもある渡辺氏は、彼はあまり裕福ではない環境で育ったのではないか、と推測。貧乏だったことで、少し悪くなったものでも食べたりして胃腸を甘やかさなかったおかげで、彼はばい菌をも消化するタフな胃袋を手に入れたわけです。 最近、お笑い芸人「次長課長」の河本準一さんが自伝本「一人二役」(ワニブックス刊)を出されましたが、その出版記念会でこんなことを言っていました。 「片親で貧乏だったことが芸の引き出しを増やした」と。 必要なものがなければ、おのずとどうしたらいいのかを考えるのが人間。欲しいと思う前に与えられてしまえば、考える力はつきません。 仕事でもそう。職場環境について不満を言う人は多いですが、何でもそろっていてストレスのない快適な環境よりも、上司が使えない、無駄な仕事が多すぎるなど、少しぐらい「難あり」の環境にいる方が仕事人としての成長は早いのです。 とはいえ、甘やかされたいときもある。そんなときはチョコレートをパクリ! チョコレートを食べるとお母さんに抱っこされたときと同じホルモンが出るのだそうです。ということで、私もチョコレート買いに行ってきまーす。 |
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