|
|
|||||||||||
|
手帳に「考える時間」の アポイントを書き込もう 「“忙”という字は心を失うと書く」と言ったのは誰だったけな? 私などはまったりとヒマにしているよりも適度に忙しい状態の方が、リズム感があって体調も良かったりするのですが、これが知らないうちに度を超していることがあるんです。が、自分ではなかなかそれに気づけない。ある朝、酷い寝違いを起こして首がまわらなくなったりして、駆け込んだ馴染みのマッサージの先生から「こりゃ体疲れすぎですよお」なんて言われる始末。そんなことにも気づけなくてゴメンね自分、と反省しきり。 忙しさって慣れるものなんですよね。でも、その慣れが怖い。気づいたときには心も体も疲れ切って、そこから抜け出す気力もなくなっている、なんてことにならないためにも、自分の状態をチェックする方法を持っているといいと思います。 たとえば私の場合、「忙し病」にかかったとき、真っ先に兆候として現れるのが「人と会うのが億劫」になること。 え〜ウソでしょ? なんて声が聞こえてきそうですが、本当です。仕事が溜まりに溜まって、物理的に友人たちと飲みに行けない、ってときももちろんあるのですが、たいていの場合、友達との時間を割いたとしても、さほど仕事に支障はありません。ただ、気持ちだけが焦って、友人たちと楽しもうという余裕がなくなってしまうんです。まさしく「心を失っている」状態です。 そんなときに、役立つのが手帳。ざっとここ最近の予定を見て、明らかに「こもっているなあ」と感じたときは、すぐに友人との約束を取り付けるようにしています。とはいえ、せっかく会っても仕事が気になって気もそぞろではかえってストレスになってしまいます。 特にYurayuraさんのブログにもあるように、つい目の前の「業務」に追われ、「緊急ではないけどやるべきこと」が後回しになっているときなど、「to doリスト」で管理していると、結局優先順位の高いもので一日が終わってしまう。いつまでも消せない案件を見て「あ〜あ、今日もできなかった」なんて憂鬱になっている人は少なくないのでは? 何を隠そう、以前の私はそうでした。 溜まった仕事をいつやっつけるのか、メドが立つことで随分と気持ちがラクになるものです。そこで私は「緊急でないけどやるべきこと」をいつやるのか、あらかじめ自分のスケジュール帳に自分でアポイントを入れるようにしています。他人とのアポイント同様、よっぽど緊急事態でない限り、自分とのアポイントだってきちんと守ります。それだけで、これまで手つかずだった「緊急ではないがやるべきこと」にも確実に着手することができます。 このときのコツは、他に気になることがあっても、集中して取り組むことです。もっと緊急度の高いものについ気がいきがちですが、その1時間2時間がなくてもさほど支障はないことをお伝えしておきます。 最後に私の座右の銘を。 「やれば終わる」。 すべての忙しい女性たちへエールを送ります。 |
||||||
『はぴきゃり』が書籍になりました! 「ハッピーキャリアのつくりかた」(ダイヤモンド社) 全国書店に並んでいます! |
はぴきゃり編集長 金澤悦子 働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。 はぴきゃりでは、現在約300名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。 http://happycareer.jp/ |
「ブログ的“オンナのオシゴト”事件簿」バックナンバー一覧へ |