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言われてうれしい 言葉を使うべし 先週末に「ほめ言葉ハンドブック」(PHP研究所刊)の祐川京子さんをインタビューしました。祐川さんは第一生命時代、約4万人のセールスレディ向けに言葉の大切さにフォーカスした研修を行っていた方。 その営業研修では、「自分が他人から言われてうれしい言葉」を書かせるのですが、これがなかなか書けないのだそう。自分がうれしい言葉は他人だって言われてうれしいはずですから、これが出てこないようでは、お客様を喜ばすことは到底できません。 そこで、祐川さんが仕事を通じて収集した1000名近くの「言われてうれしい言葉」をまとめたのがこの一冊。すでに6万部売れているところを見ると、コミュニケーションに悩んでいる人ってやはり多いのですね。 さて、営業時代、お客様をすぐに怒らせてしまう部下がいました。ミスがあったのならまだわかるのですが、お客様によかれと思ってやったことでも、最後にはなぜか怒らせてしまうのです。でも、彼がなぜお客様を怒らせてしまうのか、私にはわかっていました。 情報誌の場合、突然キャンセルが出て入稿直前に広告スペースが一枠空いてしまったとき、日頃お世話になっている広告主に広告スペースをサービスでご提供できる機会がたまにあるんです。広告を掲載したかったけれど、予算的に諦めていた広告主にとってはうれしい話のはず。でも、それを台無しにしてしまうのが彼のこんなひと言です。 「一社キャンセルになってしまいまして、埋めないとまずいので、御社の広告を出していただけませんか?」 どうですか? 妙に“キャンセル”“埋めないとまずい”というネガティブな言葉ばかりが耳に残りませんか? 結果、なんだかお得感も薄れ、断られてしまうのです。 では、こんな言い方ならどうでしょうか? 「たまたま一枠空いたので、ぜひ御社にご提供できればと思いまして。まずは真っ先にご連絡させていただきました」 同じことを伝えるのでも、印象がまるで違うことをおわかりいただけると思います。 また、電話営業に多いのが、断った瞬間に態度が激変する人。 そういえば先日、電話でこんなことを言われました。 「○○というネットワークパーティがあるのですが、ご興味があるようならご説明しますが……」 電話しておいて、興味があるなら説明するって……(怒)。 ところで、はぴきゃりブログでこんなブログ記事を見つけました。 (以下抜粋) 続きはこちらからどうぞ↓↓ なるほど、確かに営業される側のマナーも大事ですよね。 言葉ひとつで相手を不快にもハッピーにもできます。なら、どうせならハッピーにしたいものですね。自戒の意味も込めて……。 |
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