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増殖する「隠れ亭主関白」 に注意せよ! 社会人経験年数がまだ片手の時代。当時の上司は海外経験もあり、身のこなしがとてもスマートでレディファースト、かといって女性にも責任のある仕事をどんどん任せてくれ、必要なときにはキチンとサポートしてくれる、理想の上司。日頃虐げられることの多い女性たちには特に人気がありました。 でも、あるとき見てしまったんです。仕事が終わり、「んじゃ、みんなで一杯いくぞお〜」と言って、ぞろぞろと飲みに行ったときのこと。いい感じにお酒がまわってきたときに、女性陣を驚愕させた“ある事”が起こりました。 その“ある事”とは………。いつも女性部下を励まし、ときに愛のムチを打ち、育ててくれている「働く女性の味方」が一転、「日本の親父」に変身したんです。おーまいがーっど。 「家に帰ったときによお、ヒック、真っ暗なのって、ヒック、寂しいもんなんだよお」 …………………………。 上司の奥さんはやり手のビジネスウーマンだったんです。女性の部下にはいくら理解を示せても、こと自分の嫁に関しては「女は家を守れ」願望が強かったんですね。でも、気づいたときには、ときすでに遅し、です。その後、上司は奥さんと離婚し、数年後に再婚した女性は専業主婦をやっているそうです。 「仕事は続けてもいいよ」 結婚前にはそんな風に言っていた男性が、結婚後に変わった、そんなことは決して珍しくはない。でも、これから結婚する女性にとって、そこの見極めは死活問題ですよね。 そこで、ミスマッチを防ぐためにも、「同棲」はオススメです。かくいう私も、夫とは数年間、半同棲しておりました。彼のご両親は共働きだったので働く女性には理解がある、と思ってはいましたが、そうは言っても、住んでみるといろいろと出てくるもんです。現に、「家事のアウトソーシング」をするかしないかでは、未だに意見が食い違ったまま。(もちろん、アウトソーシングを嫌がっているのは彼で頼みたいのは私。とはいえ、掃除は私よりも彼の方が上手なので、あまり強くは言えないのです……) 旅行の1日2日なら許せても、1カ月、2カ月となると人間本性は隠せません。意見が食い違ったとき、結論をゼロか100で出さず、話し合い、歩み寄ることが大切です。もともと異なるルールの下で生活していた者同士、最初から相性ピッタリ、なんてことあったら、それこそ奇跡です。 何より、結婚する一番の目的は「幸せになること」なのですから。 |
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はぴきゃり編集長 金澤悦子 働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。 はぴきゃりでは、現在約300名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。 http://happycareer.jp/ |
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