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職務経歴書の書き方をプロが直接指南します。さてさて今回の相談者のお悩みは・・・・・・ |
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これまで正社員で1社、派遣社員として5社で働いてきました。そのすべてを書くとこんなふうに分量が多くなってしまって、果たしてこれでいいのかと……。 |
確かに多いですね。多いだけではなく、非常に読みにくい。すずらんさんが採用担当者としてこんな職務経歴書が送られてきたらどう思いますか? |
……。一目みただけで思わずゲッとなって、とても全部読もうとは思わないでしょうね。 |
そうでしょう? まずは見る側の立場になって考えることが重要です。もし自分が採用担当者として、どんな職務経歴書だったらいいと思いますか? |
うーん……。これまでどういう職務に携わってきて、どんなことができるかが一目で分かる職務経歴書でしょうか。 |
分かってるじゃないですか。まずは短く、簡潔に、読みやすく、わかりやすい職務経歴書にすることが大切なんです。 |
これまで見る側の立場で考えてみたことがなかったもので……。言われてみれば当然のことですよね。 |
その当然のことに皆さん、なかなか気づかなくて、結果ひとりよがりの職務経歴書になってしまうんですね。ではまず「職務領域」と「職務内容」のふたつの項目に分けて、職務経歴を整理してみましょう。すずらんさんの場合は経験職務で分けると秘書業務と営業事務のふたつなので、かなりすっきりするはずです。
さらにそれぞれ経験してきた職務の柱を立てて、それに関する細かい仕事を書く。さらにどういうことに気をつけて職務に取り組んできたかを記入する。こんなふうに、大項目→中項目→小項目というふうに落とし込んでいけば、何を経験してきて、何ができるかが一目瞭然になります。 |
なるほど〜。 |
すずらんさんは今後どういう仕事をしていきたいとお考えですか? |
やはり経験年数が多いので秘書を狙っていきたいと考えています。 |
ならば秘書業務を特に詳しく書きましょう。どんな小さなことでもいいのでアピールポイントを探し出し、書き込みましょう。やはり現在も秘書の求人に応募しているのですか? |
はい。でもなかなか書類選考に通らなくて……。派遣での経歴が長いからでしょうか。 |
確かに長らく派遣社員を経験してきた人が正社員になるのは簡単ではありません。しかし、経験してきた仕事をアピールするのに、正社員だろうが派遣社員だろうが関係ありません。また実績、成果も雇用スタイルは関係ありません。
ひとつ大事なのは、企業がどんな人を求めているか、そのニーズを的確に捉えることです。どんなことができて、どんな人柄の人材を求めているのか。そしてそのニーズを元に「私こそは御社の求めている人材である」ということを職務経歴書でアピールするのです。ですから志望動機は必ず書きましょう。ただでさえ、派遣社員から正社員を目指すのは難しいので、なぜ今まで派遣社員だったのか、なぜ今後正社員を目指すのかという部分を志望動機に織り込んで、採用担当者を納得させる必要があります。 |
なるほど。 |
結局最後は人柄と熱意で決まります。できることをアピールした上で、「どうしても御社で働きたい」という熱意を伝えてください。 |
分かりました。頑張ってみます! |
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職種別!職務経歴書の書き方/解説&ダウンロード
「一般事務」
一般事務は、特色がだしづらい職種です。ですから、職務経歴を書く際は、特に自分が得意とする仕事内容にフォーカスし、詳細に説明することがポイントです。