転職お役立ち情報|特集レポート|資格でキャリアアップ!自分で選べる人生を勝ち取る

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大企業でさえ破綻する時代。この暗澹とした今を生き抜くためには、一企業の枠を超えたグローバルなスキルが欠かせない。このような時代を背景に、自分の市場価値を高めるため資格を取得する人が急増している。しかし果たして資格は企業で本当に評価されるのだろうか?転職に威力を発揮する資格はあるのか?転職者にとっての関心事である『転職と資格』について探ってみた。



取材協力/株式会社ANJOインターナショナル 東京本校
代表取締役社長 安生浩太郎氏

資格を武器にキャリアアップを!
 不動産会社の海外事業部で管理担当者として、米国の子会社の決算業務を行っていたFさん。仕事を通して米国の会計士と関わるうちに、会計への関心がさらに高まり、CPA(米国公認会計士)を志す。合格後、大手外資系メーカーの経理マンを経て、念願のBIG5(世界5大会計事務所)へ転職した。

  金融機関の監査部で働くKさんも、CPA合格後に現在の会社への転職を勝ち取った一人。またNさんは、CIA(公認内部監査人)資格取得後に転職し、現在、外資系企業で経理部長の職に就いている。 証券会社で営業を担当していたMさんは、CPA資格取得後に、社内公募で十数倍の難関を突破し、希望部署であった投資信託部門への異動を獲得した。 4人に共通しているのは、資格を武器にキャリアアップを図っていること。しかし、これらの事例から、資格を取れば転職への扉が開き、輝かしいキャリアが約束されると考えるのは早計だ。

 「絶対的に転職の切り札になるような資格というものはありません。資格があるから転職できるというものではないし、経験があるから転職できるともいえません。要は実務経験と専門知識、そして人間的魅力、この3つのバランスがとれていること」と語るのは、国際資格のリーディングスクールであるANJOインターナショナルの代表取締役社長、安生浩太郎氏だ。

 「資格を取得したからといって、その人の将来が保証されるわけではありません。しかし、一定水準のスキルがあることの証明にはなります。資格はキャリアアップに役立つもの。資格取得を機に、経験を積んで自分の専門分野をつくっていく。あるいはこれまでのキャリアに資格をプラスして、その幅を広げるなど、一貫したキャリア形成の中で、資格を武器として活用していけるかどうかが重要です」(安生氏)

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