転職お役立ち情報|特集レポート|I Tコンサルタントに求められる資質とは【I T・情報通信】

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【I T・情報通信】 I Tコンサルタントに求められる資質とは

株式会社パソナキャレント キャリアコンサルタント 川角奈江氏

[PROFILE]
アメリカの大学に在学中からキャリアカウンセリングに興味を持ち、帰国後、大手紹介会社へ入社。3年のキャリアを経て、より時間をかけたカウンセリングをしたいと、パソナキャレントに転職。現在、キャリアカウンセリングの一資格である、CDA(Career Development Adviser)資格を取得し、キャリアコンサルタントとして数多くの転職をサポートしている。
株式会社パソナキャレント キャリアコンサルタント 川角奈江氏

I Tにおけるコンサルティングとは

 I T業界において『コンサルティング能力』が重要視されています。しかしながら、『コンサルティング能力』が意味するところを正しく理解している人は意外に少ないのではないでしょうか。 I Tコンサルタントへのキャリアアップに必要なキーファクターにについて考えてみたいと思います。

 I Tコンサルタントの扱う領域は非常に幅広く、上流から下流まで多岐に渡ります。


  I Tコンサルタントのポイント
  1. BPR思考に基づくシステム再設計・再構築

  2. I Tアウトソーシング基盤設計

  3. I Tベンダコントロール

  4. I T戦略立案

  5. 業務プロセス分析・改善

  6. I Tマネージング

  7. I Tオペレーティング

I Tコンサルにおける上流工程

 I Tコンサルタントに求められる資質として、『上流工程の経験』 が挙げられます。『上流工程』 とは経営の視点からシステムソリューションを行なうことです。クライアント折衝、要件定義、システムデザイン、設計マネジメント等、経営戦略に基づく一連の流れがそれにあたります。

必要なテクニカルスキル

 N W系であれ、オープン系であれ、エンジニアとして核となる下流工程を踏まえた上で、経営的な視点から I Tソリューションをクライアントの前線でやってきたかどうかが問われます。 最近では、特にプロジェクトマネジメントスキルが重要な資質となっています。

必要なプロセススキル

 プロセス、つまり 「仮説→実行→検証」 といったサイクルをプロとして正確かつ短期間で行なう能力が求められます。一連のプロセスの中で、常にロジカル、クリティカルに事象を捉え、システムに関する数々の課題を構造化し、 どの局面においても最適化されたソリューションを提案・実行することが重要になってくるのです。このプロセススキルを持つことが大切なのです。

2004.01.27 update 戻る

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