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出版・デザイン・印刷業界の転職事情

取材協力/日本クリエイターバンク株式会社 本社
代表取締役 河上義明氏
 

業界の動向 —「勝ち組」「負け組」が明確に!
 景気低迷の中、出版、広告、デザイン、印刷関連業界においても停滞感は漂っています。しかし業界全体が不調ということではなく、その中で勝ち組、負け組が明確になりつつあるというのが現状です。インターネット関連、ゲーム関連を中心とした元気の良い伸びる企業が台頭しており、こうした企業からの求人ニーズは増えています。最近では一般 企業のデザイン、広報部門、さらにPR会社、市場調査会社、マーケティン会社からの求人も目立っています。

 特に音楽系、映像系の分野は若手クリエイターには人気の高いジャンルです。デザイン、出版など業種のジャンルを問わず、この分野で仕事をしたいという人が増えており、人材の流動化が進んでいます。
 企業が転職市場で求めるのは若手クリエイター。その傾向はますます強くなっています。年齢的には25歳前後で、この年齢層に登録者も集中しています。35歳を超えるとハードルは高くなります。この年齢層で企業が求めるのは、マネジメント能力であり、チームやプロジェクトをまとめ上げ、コントロールできる資質です。即戦力の人材を求める現在、未経験者に対する求人は厳しいというのが現実です。未経験者であれば、その職種に就くために、「どれだけの準備をしてきたのか」「どれだけの投資を行ってきたのか」などの積極性が評価されます。

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