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数字のスペシャリスト〜経理系
□仕事内容 −企業規模や業種で仕事内容は千差万別
 数字に関わる仕事の中で最も基本となるのが、一般 に『経理』と呼ばれる作業。伝票処理や記帳、出納管理、月次決算、債権債務管理、年末調整・償却資産など、いわば企業が活動することによって生まれてくる、数字の処理を担当する部門だ。


 経理の仕事の1年間の締めくくりとなるのが年次決算。この決算の数字など、経営計画に基づいて会社のあらゆる数字から未来予想図を作り上げていくのが『管理会計』の仕事だ。利益計画や予算管理、原価管理、資金管理をはじめ、経営分析なども管理会計が担当することになる。


 そして『財務』。これは、数字の上で描かれた計画に基づいて資金を運用したり、金融期間と折衝したりといった部分を担う。 上場企業あるいは上場を控えた企業の場合、会計や財務と呼ばれる仕事の中に、有価証券報告書の作成や株式公開のための準備業務といったことも含まれてくる。また、海外に支店や子会社があるようなケースになれば、英文会計や外貨処理、国際税務や海外連結といった国際業務が加わる場合もある。


 一般企業以外では、税理士事務所等での『税務会計』もある。経理や財務は、まさに企業経営の根幹にまで関わる業務であり、また、国際業務は特殊なスキルを必要とする業務として、まさしく数字のスペシャリストと呼ぶにふさわしい職域といえるだろう。


 ただし、これら経理、管理会計、財務といった仕事がきちんと役割分担されているのは大手企業で、一般 的に中小企業の場合は、経理部で伝票の処理から資金調達までを担当するところもある。企業規模によって仕事の範囲は変化するということを認識しておくべきである。

□転職成功のためには? −PCスキルと簿記の知識は必須
 当然のことながら、まったくの未経験で知識もないというのでは、転職はまず不可能である。最低でも簿記を理解していなければ関われない仕事だからだ。

 経理補助的な仕事であれば、伝票処理や出納管理の経験があるといった程度でもいいが、スペシャリストを目指すなら、最低でも簿記2級の資格は必須。さらにロータス、ワード、エクセルぐらいは扱えるPCスキルも必要だ。その上で、一般会計の業務を把握している、決算業務を経験しているなどのアピールポイントが欲しいところだ。


 需要はそれなりにあるが、同時に求められる専門能力も高い。特に今、中小企業が中途採用者として求めているのは、即戦力となる経理・財務のスペシャリストだ。これは裏を返せば、資格やキャリアなどの能力次第で転職も可能ということである。まずは、仕事をしながら資格取得を目指すなど、スキルアップのための、前向きな姿勢と努力が第一。会社のお金を扱う以上、緻密さや数字に対する強さなどに加え、何より人間としての誠実さ、真面 目さが採用のポイントとして重視されることも心得ておきたい。  


 需要はそれなりにあるが、同時に求められる専門能力も高い。特に今、中小企業が中途採用者として求めているのは、即戦力となる経理・財務のスペシャリストだ。これは裏を返せば、資格やキャリアなどの能力次第で転職も可能ということである。まずは、仕事をしながら資格取得を目指すなど、スキルアップのための、前向きな姿勢と努力が第一。会社のお金を扱う以上、緻密さや数字に対する強さなどに加え、何より人間としての誠実さ、真面 目さが採用のポイントとして重視されることも心得ておきたい。  
数字のスペシャリスト〜経理系
情報のスペシャリスト〜総務系
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