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全国に300万人以上と推測されるユーザーこそが待ちわびた資格

  大村氏が経営するプロジェクトAでは、VBAのスキル追及をメインテーマにしたコミュニティサイト「MOUG(モーグ)」を運営しており、その月間閲覧者数はおよそ45万人にものぼる。エンジニアばかりではなく、多くの“文系人間”たちも、熱心に情報交換しながらVBAスキルの向上に努めているという。

 「初歩レベルの人を含めると、おそらく国内に300万人以上の“VBAプログラマ”が存在するのではないでしょうか。それなのに、VBAをどれくらい使いこなせるかの指標となる資格は、これまでありませんでした。Office製品の機能に通じている証明として定着している資格では、マクロ開発スキルはそれほど問われないし、それより上級の資格になると完全にプロの開発者向け。いわば間にポッカリと隙間がある状態だったのです。VBAエキスパートという資格は、『確実にユーザーから求められている』という感触があったからこそ現実化したものです」(大村氏)

 資格の設定にあたっては、表計算ソフトの「Excel2002」対象とデータベースソフトの「Access2002」対象の2つのコースを用意した。それぞれ初級者向けの「ベーシック」、中級者向けの「スタンダード」、プロ開発者向けの「プロフェッショナル」という3つのレベルに分かれている。まず今年4月に「Excel2002」のベーシックおよびスタンダードの試験を開催。続いて来たる9月1日の試験には「Access2002」の両レベルがこれらに加わり、来春からは各プロフェッショナルのレベルもスタートされる予定だ。

 「4月に行ったExcel対象の試験では、スタンダードの受験者数が初心者向けのベーシックを上回りました。スタンダードとなれば、各職場で抱えているルーティンワークを自動化するExcelマクロを、かなり自在に書くことができるレベルです。回数を重ねれば、いずれベーシックにトライする人のほうが増えると見ていますが、初回は、すでに一定のスキルを身につけ腕試しの機会を待ちかねていた人が多かったのでしょう」(大村氏)

VBAエキスパートのレベル
Excel2002VBAエキスパート
Access2002VBAエキスパート

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