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日本VBA協会 事務局長 大村あつし氏

事務系スペシャリストにこそお薦め! 新しいIT資格「VBAエキスパート」


2003年4月に「VBAエキスパート」という新しいIT資格が誕生した。決してエンジニアのためだけの資格ではなく、むしろExcelやAccessといった身近なパソコンソフトを使って仕事をする、事務系の幅広いビジネスパーソンにふさわしい資格なのだという。いったいどんなスキルを証明する資格なのか、そのニーズと取得メリットについて探ってみた—。

取材協力/日本VBA協会 事務局長
プロジェクトA株式会社 代表取締役 大村あつし氏

Excelを使う人なら、きっと“VBA”を学ぶ価値がある
 あなたがふだんパソコン上で使っているExcelをはじめとするMS-Office製品に、「マクロ」というスグレモノの機能が付属していることをご存知だろうか。これは、マウスやキーボードを使って行う一連の操作を、一種の特注プログラムを書くことで自動化してしまう機能。たとえばデータの入力や集計、グラフ化、印刷など「仕事でいつも同じ手順の操作をしている」という人なら、画期的なまでの業務の省力化をはかることも可能なはずだ。作業に必要な時間と労力が大幅に軽減され、しかも複雑な操作も正確に処理できる。

 「MS-Officeのマクロは、マイクロソフト社が開発したVBA(Visual Basic for Applications)というプログラム言語を使って記述します。プログラミングというと専門の技術者でなければできないことだと思われるかもしれませんが、VBAは非常に習得がやさしい開発言語。現に、企業の総務や営業といったセクションでも、実際の業務に合わせた自分専用、職場専用のExcelのマクロを自作してしまう人は少なくありません」

 そう切り出すのは、「VBAエキスパート」資格の発起人であり、認定元の日本VBA協会の事務局長を務める大村あつし氏。本職はITライターで、特に一般向けのVBAの習得法や活用法については多くの著作がある。VBAによる“EUP(エンドユーザー・プログラミング)”の魅力を早い時期から提唱してきた、知る人ぞ知る存在である。

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