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エイクエント インク 東京支社  カントリーマネージャ  藤井義呼氏 クリエイターの外資系企業転職

取材協力/エイクエント インク 東京支社  カントリーマネージャ  藤井義呼氏

求人市場の動向と実際
  クライアントにしてみれば、優秀な人材、即戦力となる人材を求める姿勢に、今も昔も変わりはありません。外資系企業といえども、それは同じです。ただ、クリエイターと呼ばれる職種は、いわば職人です。専門性の高さ、実績の有無などをテーマに、ピンポイントの採用が要求されます。 当然、職種によっては求人件数と登録者数に大きな隔たりが生じている場合もあります。

 たとえば、Web関連のディレクター・デザイナー・コーディネーター・コーダーなどは、人材の流動化が進んでいる代表的な職種です。この分野での求人企業は、広告代理店をはじめ、一般企業(自社サイトの制作部隊として採用)、各種メーカーのハウスエージェンシー、プロバイダー機能を持つ、制作プロダクションと幅広く、求人ニーズも多様化しています。中でもWebデザイナーの求人件数の多いのが特徴です。また、広告・出版・印刷業界を中心にグラフィックデザイナー、DTP関連の各職種などは、恒常的な求人ニーズがあります。

 グラフィックデザイナーについていえば、クリエイティブディレクター、アートディレクター等、より高度な実績と経験が求められます。一時、ブームとなったDTPに関しても、数より質の傾向が顕著に現れています。今ではDTPソフトが操れて当たり前、さらに作業の早さ・正確さがオペレータには求められていますし、単なるオペレータの募集というよりは、DTPデザイナーを求めるクライアントが増えています。

 この他、コピーライターやエディターなどの職種についても若干の要請はありますが、そのほとんどが分野や実績、経験などに注文が付くため、パイが限られます。また、求職者サイドにしてみても、得て不得手、好き嫌いなどの要素が条件の中に盛り込まれるため、求人件数云々以前に、マッチングが難しい職種となっています。

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