転職お役立ち情報|特集レポート|IT業界の転職動向

TOP の中の転職研究室 の中の特集レポート の中のIT業界の転職動向

時代はグローバルスタンダード  世界を見据えた資格が評価される
 以前にも増して変化の激しいIT業界。企業の求める人材像も目まぐるしく変化している。では、企業が求める人材とそのスキルを長期的な視点で見るとどうなるのか。自分にとって価値あるキャリアを形成するためには、どのようにキャリアプランを考えればよいのか。M氏は、「若いうちから技術力と業務知識を身に付けることは、将来的にも汎用性の高いキャリアになるでしょう。特に深い業務知識を活かしてITへ落とし込める技術者は、転職のマーケットでの価値がより高まって行くでしょう」と、技術力と業務知識の重要性を説いている。

 また、プログラミングなどの開発業務だけでなく、「自分の担当している開発業務がプロジェクト全体の中でどのような機能を持つ部分なのか、クライアント企業の業務改善にどう役立っているか、なぜこの技術が使われるのか。常にそれらを踏まえた上で仕事に取り組むことが重要です」(M氏)。このような目的意識をもって仕事に取り組んできた人材は、若手であってもリーダーやマネージャ候補として高く評価され、より良い転職の実現可能性も高いのである。

 さらにM氏はこう続ける。「業務知識と技術、さらにコミュニケーションスキル。この3つの能力をバランス良く備えている技術者が、マーケットの中で市場価値の高い人材として評価されるでしょう」

人材紹介会社をパートナーに戦略的転職を
 将来の目標をどこに置くか。その目標から、そこに到達するまでのプロセスをいかに組み立てるか。この点を整理してから活動を開始することが、転職を成功させるコツといえる。「ビジネスライフにおいて大きな転換期となる転職。その際に発生するリスクや陥りがちな失敗などへのアドバイスをはじめ、キャリアプランと転職活動の計画を一緒に整理させていただくのが、私どものような人材紹介会社の付加価値だと思います」(M氏)。

 人材紹介会社を良きパートナーとして、業界やマーケットの動向をつかみ、不足している能力や経験を強化する。こうした戦略的な転職活動に取り組むことが、より効率的で満足のいく転職を実現できるひとつの方法かもしれない。

TOP の中の転職研究室 の中の特集レポート の中のIT業界の転職動向