転職お役立ち情報|特集レポート|20代の転職

TOP の中の転職研究室 の中の特集レポート の中の20代の転職

市場価値よりは20代の中での価値
 人材紹介というシステムについて、特に20代の方は壁を高く感じているように思います。「十分なキャリアがないと登録する資格がない」「技術的なスキルがないと、なかなか企業を紹介してもらえない」と思い込んでいる方が多いようです。ところが当社を例にするなら、人材紹介会社に登録するのは初めて、あるいは転職は初めてという方が多くいらっしゃいます。 

 私どもの場合は、技術的な面プラス人間的な面を評価するシステムをとっており、転職者の人間的な面をアピールして企業に紹介するというスタンスをとっています。あくまでも年齢と比較して評価をしており、一般レベルの中で技術が高いか低いかではなく、たとえば3年やってこれこれのスキルがあるというような評価を行っています。市場価値というよりは、20代の中での評価ということでの技術的評価も出していますので、経験が少ないからと尻込みする前に、気軽にご相談ください。

 【ポイント】自己分析で自分の「売り」を知ろう
中途採用イコール即戦力という「経験者採用」から、大手企業を中心に20代の若手ビジネスパーソンを積極的に採用する動きが目立っている。業界内転職であれ異業界転職であれ、年齢的なボーダーラインは20代後半、おおよそ27、8歳くらいまで。この年齢層なら第2新卒層に対するのと同様の採用ニーズがあり、経験よりも意欲が評価され、ほぼポテンシャル採用となるようだ。このことは視点を変えれば、経験やスキルが足らなくても新たに夢が追えるということ。技術を「売り」にするのでなければ、早めの行動をおすすめする。

2001.03.07 Text by Akira Kumagai  
 

TOP の中の転職研究室 の中の特集レポート の中の20代の転職