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仕事の世界では 誰もが主役になれる! 突然ですが、みなさんにとって仕事って何ですか? 先日、ある雑誌の取材で「金澤さんにとって仕事って何ですか?」と聞かれ、あらためて再確認。ふむ……。 で、結論。 私にとって、仕事とは「自己表現」です。 なぜ「自己表現」なのか……。 私は幼い頃から「何者かになりたい」という気持ちの強い子供でした。でも、「宇宙飛行士!」とか「プロ野球選手!」「芸能人!」などと屈託なく答える子供たちと違うのは、そういった芸能やスポーツの世界には「才能」が必要だということを知っていたこと。冷めてましたね。 もちろん努力も必要です。イチローだって松井秀喜だって努力があったからこそ大リーガーになれたのでしょう。でも、それも才能があるからこそ。 小学校時代はクラッシックバレエにはまっていて、本気でバレリーナになりたいと考えていました。学校が終わるとすぐにお教室に飛んでいくほどの熱のあげよう。でも、そんな小さなお教室の中でも私より上手な子がいて、どんなに練習しても、その子には近づけないのです。生まれつき「主役のオーラ」を持つ人の存在を知りました。 中学になって、バレーボール部に入部しました。同じように練習し、同じようにしごかれているのに、できる人とできない人の差がハッキリと出ます。ギリギリレギュラーにはなれるのですが、圧倒的に私よりもセンスのある人の存在を見せつけられました。 高校にあがって、私は部活に入るのをやめました。で、始めたのがアルバイト。パン屋とレンタルビデオ屋とスーパーのレジ打ちという3つのアルバイトをかけもちし、放課後のほとんどをアルバイトに費やしました。そして、この「仕事」という世界に明らかに手応えを感じるのです。 「あれ? なんか他の人よりもできるかも……」 芸術やスポーツは持って生まれた才能がものをいう世界。その世界に憧れながらも悶々とした青春時代を過ごした私が「仕事」を通してはじめて「何者かになれるかも……!?」と思ったのでした。 仕事と言っても、営業一つ取ったってその仕事内容は多岐に渡ります。扱う商品や業界、顧客先によって仕事内容は変わりますし、鋭い嗅覚で新規顧客を発掘するのがうまい人もいれば、どんなに気むずかしいお客様でもファンにさせてしまう人、他社分析させたら世界一、企画書の達人……小さな世界で「主役」になることなら、実は誰にでもできることです。 女性には「専業主婦」という生き方があります(最近は主夫も登場してますけど)。もちろん、その生き方を否定するつもりはありませんが、kiyoshi0さんもブログに綴っているように、誰かの庇護のもとに生きていくのは自分の人生の選択権を半分放棄したようなもの。結婚や出産を機に家庭に入る女性はいまだ多いですが、自分の人生にとってそれが本当にベストな選択なのかを、改めて考えてみるといいと思います。 もちろん、結婚や出産後もそれまで通りのスピードで働く必要はないかもしれません。「子供が幼稚園に上がるまでは育児に専念しよう」──それも選択。先日取材したY子さんも、そんな一人でしたが、妊娠前からアロママッサージの勉強を始め、子供が幼稚園に上がったらその道で働こうと準備をしているそうです。 大事なことは、早いうちから自分にとって何がハッピーなのかを具体的に描いておくことです。安易に仕事を辞めてしまい後悔している女性は意外に多いということを肝に銘じておきましょう。 それにしてもkiyoshi0さんの場合、それに気づかせてくれたのがだんな様とはうらやましい限り。これからさらに素敵なパートナーシップを築いていくのでしょうね。 |
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