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ママ同士でつながって カベを乗り越えていこう! 昨日の日経新聞夕刊。「五輪も育児も金めざす」というタイトルで出産を乗り越え再び五輪を目指すママさんアスリートの取材記事が載っていました。中でも今年11月に女子サッカー日本代表の通称「なでしこジャパン」に復帰した宮本ともみさんの言葉が印象的。 「子育てのストレスをサッカーで、サッカーのストレスを子育てで解消できる。充実している」 子育て経験が仕事の幅を広げたり、仕事のスキルが上がったりと、プラスの効果を感じている女性は多いですね。ここに着目したパパ向けのセミナーなども増えているようです。しかし一方で、毎朝保育園に預けるときに泣いてすがる娘や息子を見て、子供にここまでつらい思いをさせてまで仕事をする意味って何なのだろう? と悩むママが多いのも事実。あるママからこんなメールをいただいたことがありました。 「頑張りすぎたら、家の犠牲が増える。“あそこまでしてなりたくない・・・”の対象となる。頑張らなかったら、メンバーの負担が増える。“やっぱり子供がいる女の人は無理だよね”と判断される」 「せっかく任されたのだからきちんと結果を出したい」という責任感、「後輩たちのよきロールモデルにならなきゃ」という使命感、そして「負担をかけている夫に申し訳ない」という罪悪感……。そんな様々な思いが交錯し、追いつめられているママも少なくありません。 前述の記事には体の問題にも触れていました。宮本選手が復帰後すぐに股関節を疲労骨折してしまったのですが、これについて医師から出産したことでカルシウムが不足したことが原因だと言われたのだそうです。出産したアスリートの注意点……。出産で引退を余儀なくされていた時代にはなかったケガです。 しかし、「この情報を柔道のヤワラちゃんや他のママさん選手に教えないと!」と宮本選手。 物理的に子育ての時間をどう捻出するか、という問題も大きい。親が近くにいない場合、保育所やベビーシッターに頼むと金銭的な問題も出てきます。ここは夫の理解や考え方にかなり左右される部分でもありますね。 女性が自己実現のために生きるにはまだまだカベは多い。しかし、そんなときに頼りになるのはやはり女性同士のネットワークです。経験者からのアドバイスに助けられたり、同じような悩みを抱える者同士の意見交換や情報共有で救われたり、書くことで仕事をする意味を再発見したり……。『はぴきゃり』もその一旦を担っていけたら最高です! 2007年も働く女性の「出会い」「つながる」「成長する」を応援していきます。どうぞよろしくお願いします! |
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はぴきゃり編集長 金澤悦子 働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。 はぴきゃりでは、現在約100名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。 http://happycareer.jp/ |
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