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化けの皮は 必ずはがれる! |
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先日飲みに行ったときのこと。 浮かない顔をしてお店に入ってきたA子。聞けば、彼女の作った企画書になんと直属の上司が自分の名前を上書きし、その上の役員に提出していたことが判明したのだそう。 が、その企画はもう何年もA子が温めていたもので、上司が提出した先の役員の一人がこの企画について以前からA子の相談に乗っていた人だったんですよ。「それ、A子の企画じゃないか?」という一言で、その上司の野望はあえなく散ったのでした。 ことなきを得たとはいえ、A子の上司への信頼はがた落ち。もう関係を修復するのは不可能でしょう。酔っぱらったA子は「転職してやる」を連発していましたから・・・・・・。 |
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この話に食いついたのが、フリーでライターをやっているB子。彼女も仕事先の編集担当によく企画を横取りされると嘆いていました。でも、仕事が来なくなっては困るので泣き寝入りしているそうです。全く、許せない話です。 横取りの構図として、上司>部下、クライアント>業者、という力関係が見え隠れします。要するに横取りされても文句が言えないことが前提の仕業。これを専門用語でパワー・ハラスメント(弱いものイジメ)といいます。 私ならつい感情的になって面と向かって抗議しちゃうと思いますが・・・・・・。あまり得策ではないですね。 しかしながら、不思議なもので、横取りが成功するのは最初の数回だけで、 必ず化けの皮がはがれるときは来るように思います。 A子の上司も、きっと「名前の上書き」をしたのは初めてじゃないのでしょう。他人の企画で何回か手柄を取ったことで、罪悪感も麻痺してどんどんエスカレートしてしまったのではないでしょうか。それが墓穴となってしまったわけです。この現象、あのライブドア事件や耐震偽造問題を彷彿とさせますね。結局、倫理に反することをすれば、必ずお咎めが来ると相場は決まっているんです。 もし横取りされたことのあるあなたは、見方を変えればそれだけの力があるということ。そんなあなたには必ず明るい未来が待っています。逆に横取りする人には成長も未来もありません。 とはいえ、手柄を横取りされるのは、やっぱり気分のいいものではありません。ひどいパワハラを受けたと感じたら、人事に相談してみるのも一つの手です。それでもダメなら、環境を変えるのもアリ。才能のあるあなたの活躍の場は他にもあるはずですから。 |
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はぴきゃり編集長 金澤悦子 働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。 はぴきゃりでは、現在約100名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。 http://happycareer.jp/ |
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