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わかって欲しいとき の処方箋 |
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お客様は自分の鏡--これ、大手航空会社で客室乗務員をやっている友人から聞いた言葉です。自分が「嫌だな、苦手だな」と思えば、必ず相手も自分に対して同じように思うもの。だから「どんなお客様にもいつも心を開きましょう」、そんなメッセージを込めて、先輩から後輩へ語り継がれているそう。
トラブルが続いたり、思ったように仕事が進まないとき、ついイライラと「何でわかってくれないの?」なんて思ってしまうものですが、もしかすると、あなたが相手をわかっていないことが原因かも。相手もあなたと同じように「何でわかってくれないの?」と思っているものなんです。 |
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私が広告営業をしていた時代、発注をいただいて制作した広告で誤字脱字のミスを連発してしまったことがありました。しかも、私が確認した段階ではOKだったものが、編集者や印刷会社の手によって間違った加筆がされてしまったんです。「こんなに一生懸命やっているのに、なんでわかってくれないの?」私は悲しい気持ちでいっぱいになりました。 でも、原因は私にあったんです。数字を上げていた私は「売れてるんだからちょっとぐらい大目にみてよ」って気持ちがあって、いつも締切にルーズでした。そのために、どれだけ編集や印刷会社の人が大変な思いをしていたか、そこの意識がすっかり抜け落ちていたんですね。「やってもらって当たり前」そんな私の仕事に気持ちを込めてくれるわけがありません。間接的に自分がミスの原因を作ってしまいました。 相手の立場に立って物事を見てみると、今起こっていることの本質がわかります。そして自然に感謝の気持ちが沸き上がってくるんです。感謝の気持ちを持つと、あなたに関わる人は気持ちよく仕事ができるようになります。それは必ずあなた自身に返ってきます。 とはいえ、怒られるのは気持ちのいいものではありませんよね。Saorin922さんは「頭を丸める」ならぬ、「髪を黒く」して切り替えていましたが、ハッピーな毎日を過ごすには気持ちを上手にリセットするのも大事なこと。落ち込んだとき、髪型を変える、服を新調するなど、あなたらしいリセット法で乗り切ってくださいね! |
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はぴきゃり編集長 金澤悦子 働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。 はぴきゃりでは、現在約100名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。 http://happycareer.jp/ |
File No.5 「手柄を横取りする上司」へ |
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