転職お役立ち情報|売れる!営業マンスキルアップ成功術|自分への自信は"営業職配転"で身につけた

TOP の中の転職研究室 の中の売れる!営業マンスキルアップ成功術 の中の"営業職配転"がビジネス人生の岐路になった

エキスパートコラム

売れる!営業マンスキルアップ成功術岡田和芳
自動車・住宅業界で活躍した伝説のトップ営業マンが自身の経験をもとに"売れる営業"の極意を伝授。営業スキル・思考法から転職活動のヒントまで、新時代の営業マンに求められる条件・成功テクニックをお伝えします
岡田和芳

第3回 "営業職配転"がビジネス人生の岐路になった

  私は自動車業界時代、なかば強制的に事務職から営業職へと配転になりました。 営業職に配転になったことで私自身、自分の能力について考え、試行錯誤の末、自分自身に自信がもてるようになりました。その自信は、自分の人生に大きな自信を与えていると実感します。

 営業マンになるということは、潜在している「もう一人の自分の能力」の発見です。営業マンでの経験は必ず将来に生かせられるもの。自信をもって取り組んでみてください。

 不安だらけだった私は、最終的には自動車業界における営業マンの目標数1000台を達成したにもかかわらず、37歳で住宅業界に転職したのには理由があります。表向きは「自分の営業手法が他業種でも通用するのか試したい」というものでしたが、本心は、筆者の営業マンとしてのスタートが同期より3・4年遅れていることにありました。

 このままでは支店長になるのが同期よりも遅れる、あるいはなれないかもしれないという不安。さらに少しばかりの野望として、「1,000万円以上の年収をとりたい」という思いがあったからです。

 こうした理由が後押しとなって筆者は転職を決意したのですが、もし事務職を続けていたら、果たしてこんなに意欲的な考えが浮かんだでしょうか。あのとき営業職に配転になっていなければ、おそらく今の充実したビジネス人生もなかっただろうと思うのです。

 住宅業界への転職後は、自分の持ち味と会社が取り入れているモデルハウス営業がうまくマッチし、営業成績も年収もうなぎのぼりとなり、楽しい営業マン人生を過ごすことができました。

 さらに、営業の仕事を通じて出会った方々からは、仕事以外に「人生」について学ばせていただくことができました。これは事務職や技術職にいては決して知ることのできないものだったと思います。

 今は営業職において、多くの経験をさせていただいたお客様に感謝の思いでいっぱいです。

 今日のまとめ
  •  営業職の経験は潜在していたもう一人の自分の能力を発見させてくれた
  •  人生に自信を与えるもの。それが営業職だ。
info@A-gyo.com
岡田 和芳 (おかだ かずよし)

営業ドットコムファーム代表。キャリアカウンセラー、営業講師、ビジネス作家。事務系から営業職へ転身後、自動車業界で1000台を突破、クルマセールスから異業種の住宅営業に挑戦。住宅業界の居並ぶトップ営業マンの二倍の売上"11年間で85億、二倍の粗利益22億"を達成。営業転職の成功伝説をつくる。著書の「契約力」(すばる舎)と「突然、『営業マン』になった人が読む本」(大和出版)が好評。現在、営業ドットコム(http://www.A-gyo.com/)より「稼げる営業スキル」を無料配信中。
2003.09.30 update 戻る

TOP の中の転職研究室 の中の売れる!営業マンスキルアップ成功術 の中の"営業職配転"がビジネス人生の岐路になった