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エキスパートコラム

売れる!営業マンスキルアップ成功術岡田和芳
自動車・住宅業界で活躍した伝説のトップ営業マンが自身の経験をもとに"売れる営業"の極意を伝授。営業スキル・思考法から転職活動のヒントまで、新時代の営業マンに求められる条件・成功テクニックをお伝えします
岡田和芳

第1回 新時代に活躍する営業マンの条件

 私はクルマの営業マンになった当時から、アメリカのトップ営業マンの本を読んで憧れていた節があります。その中の一冊が私の頭の中に残りました。強く印象に残っている部分を書き出すと、次のような内容です。

「私は営業マンとして成功して年収が○○万ドルになりました」
「人生を楽しむ資金がたまったので40歳でリタイアしました」
「リゾート地で毎日、趣味のゴルフや釣りを楽しんでいます」
   
 豪華なクルーザーをバックに、楽しそうな顔をした写真が載っていました。それ以来、私の中に「どうせ営業をやるなら、成功して早く引退したい」という夢が広がりました。

 もう一つ、私の営業マンとしての生き方に大きな影響を与えた経験がありました。それは、私がアメリカの各州の営業会社を訪問して、営業の現状を現地視察という形で勉強したときに出会った現地のバイスプレジデントの話です。専門的な話はほとんど頭に残っていないのですが、次のことだけは鮮明に覚えています。

「アメリカでは業界にかかわらず営業マンの出入りが激しい」
「入社して数日で辞めていく営業マンも決して珍しくない」
「その反面、営業力をつけて別な業界にステップアップしていく営業マンもいる」
「売れなくなったから辞めていく営業マンだけではない。その営業所での稼ぎ頭が辞めていくことも頻繁にある」
「ある一定の資金を残すために期間を決めて営業職をやり、独立していく営業マンも多い」

 私のいたクルマ営業の世界では、退職する営業マンの圧倒的多数が、売れなくなって辞めていく人たちでした。私はアメリカの営業マンのようにアクティブに辞めたいと考えました。 「自分の営業力を確かめるために、自分の営業能力を高く売るために、自分の能力を活かせる仕事を探すために働いていきたい」そんな思いをもったのです。

 私はトヨタで1000台の契約を達成した後に、自分を高く売るため、転職にチャレンジしました。その結果、クルマ業界から住宅業界に転職して、収入は数倍になりました。住宅業界でも200件の契約を達成することができ、何とか長年の目標であった40歳代でのリタイアメントに間に合いました。

 現在は、十分遊びまくった数年間の充電期間を終えて再びビジネス社会に復帰しました。営業職に特化したキャリアカウンセラーと営業研修事業に力を入れています。営業の現役時代から現在のキャリアカウンセラーに至るまで、膨大な数の営業へ社内配転、営業職の異業種、同業種転職の営業マンの方々からの相談にのってきました。

 そこで、確信したことは「場所が決まっていれば商売を選べ」「商売が決まっていれば場所を選べ」の諺です。この諺を営業に置き換えますと「営業スキルがあれば大ブレイクできる会社を選べ、この会社でやると決めたら営業スキルを磨け」になります。

 実際の話、営業転職によって大ブレイクした営業マンを数多く見てきました。もう一つは営業スキルを体系的に教えたら、売れるようになった営業マンの方々です。この事実から営業職で成功するためには日々の「営業スキルのブラッシュアップ」と「自分を高く売る」行動です。

 このコラムでは「営業職はビジネス人生を成功するためにやる」「21世紀の成功する営業転職」「21世紀に成功する営業スキルと営業思考」をテーマにお伝えしていきます。
info@A-gyo.com
岡田 和芳 (おかだ かずよし)

営業ドットコムファーム代表。キャリアカウンセラー、営業講師、ビジネス作家。事務系から営業職へ転身後、自動車業界で1000台を突破、クルマセールスから異業種の住宅営業に挑戦。住宅業界の居並ぶトップ営業マンの二倍の売上"11年間で85億、二倍の粗利益22億"を達成。営業転職の成功伝説をつくる。著書の「契約力」(すばる舎)と「突然、『営業マン』になった人が読む本」(大和出版)が好評。現在、営業ドットコム(http://www.A-gyo.com/)より「稼げる営業スキル」を無料配信中。
2003.09.16 update 戻る

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