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株式会社クラステクノロジー SCM開発SE

大塚 麻子さん

技術職にとどまらず、持っているスキルを活かしながら積極的に仕事の幅を広げていく。成長を共にできる企業への転職を決め、仕事への意欲をみなぎらせている大塚さんにお話を伺いました。
profile: 1974年生まれ。立命館大学国際関係学部国際関係学科卒業。システムインテグレーターにて、3年半SEとして業務アプリケーションの受託開発を経験。2000年8月に鳥取に移り、専門学校の非常勤講師として勤務。その後東京での転職活動を経て、SCMパッケージソフトの開発・販売などを行う株式会社クラステクノロジーにSEとして入社。11月より現職。
エンジニアから一転、講師の職へ
 「学生の時から、技術を身に付けてずっと仕事をしていきたいという漠然とした希望を持っていました。それが就職活動のときにSEの仕事を選んだきっかけです。入社3年後に結婚することになったのですが、お互いに自立した関係でいるためにも仕事を続けていきたい気持ちに変わりはありませんでしたね」
 SEとして新卒で入社した後、企業向けの業務アプリケーション開発に携わった大塚さん。多くの開発を経験するが、結婚して半年後にパートナーが鳥取に転勤することになり退社する運びとなる。新天地の鳥取では、一転して専門学校の非常勤講師の職に就く。

 「鳥取では職種の選択肢が少ないということもありましたが、講師の仕事を選んだのは、前職でたまたま担当した新卒教育の仕事を通して、人に教える仕事が面白く感じたことがあったからです。今までの経験を活かしながらも違うジャンルの経験を積めることも魅力でした」
 講義を担当したのは、JAVAやC言語、システム構築論など。実務経験が少なく独学で学んだJAVAは教えることで自分自身の復習にもつながったという。

 「未経験者の学生を対象とした指導は骨が折れましたが、できない子ほどかわいいという思いはありましたね。わかってもらえると喜びもひとしおですし。また一般の人がどのようなところで理解できないのか知ることができたのも経験上大きかったです」

 また講師という仕事柄、自由になる時間を活用し、リサイクルのコミュニティサイトを作成する。運営の効率化をはかるために、全く未経験であるWEBアプリケーション開発にも挑戦。技術面においでもスキルの幅を広げる。環境に貢献する「あげちゃうドットコム」は、新聞等にも取り上げられる人気サイトとなる。今も仕事との両立を図りながら運営を続けている。

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