転職お役立ち情報|キャリアデザイナー|28歳の決断。転職者からキャリアコンサルタントに転身

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ピー・ディー・エス コンサルタンツ 森 麻実子さん
ピー・ディー・エス コンサルタンツ
キャリアコンサルタント

森 麻実子さん

古い歴史を持つ大企業では満たされなかった仕事観—。転職をする側からサポートする側に転身し、自分の道を見出した。

profile: 1974年生まれ。大学卒業後、大手重工メーカーに就職。事務系総合職として、最初の2年半資材部門の統括管理業務、その後2年間はバイヤー業務に携わる。2002年10月同社退職し、転職活動を開始。2003年2月、ピー・ディー・エス コンサルタンツに入社。キャリアコンサルタントを目指し研修中。

やりがいを見出せなかった、大手メーカーの仕事
 従業員1万名を超える大手メーカーの総合職として働いていた森さんは、この3月、社員数3名の人材バンクに転職した。

 メーカーで配属された最初の部署は本社資材部の管理部門。工場ごとのコスト集計や分析、新人教育等を経験し、3年目からは花形のバイヤー職につく。一見、恵まれたコースに見えるが、実際は何十年もの歴史のなかで培われた世界。長年積み重ねられてきた仕事のやり方があり、ほとんどルーチンワークに近い仕事だったという。

「物造りに携わりたいと思って入社した会社でした。しかし実際に働いてみると仕事は細分化されて全体が把握できません。何をがんばっていいかわからない、目標が見えないという思いがありました。また新しいことをはじめるには、それなりの地位についていないと難しく、どう考えても後20年はかかってしまう。そこまでは待てないと思いました」

 もっとダイレクトに手応えを感じられる仕事がしたいと考えた森さん。4年半の仕事のなかで最もやりがいを感じた教育研修の仕事に就きたいと考え、転職を決意する。
「講師の仕事は、目の前から反応が返ってくるので、自分の課題を見つめ次の目標が立てられます。そんな仕事をしていきたいと思いました」

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