大手アパレルメーカー 人事・総務 内山　紗矢香さん 「やろうと思ったら体が先に動いてしまうタイプ」という内山さんは、伝手もなく北海道から上京。住まい探しからはじまり、正社員として就職するまでの1年半、明るく奮闘しながら自分の道を切り開いてきた。 profile:　1976年生まれ。高校卒業後、電機設備会社に入社し、1年後にガス・灯油等販売会社へ転職。営業事務に従事する傍ら、携帯電話等の販売も手がける同社で、営業販売も行う。23歳で東京に行くため退社。約半年のアルバイト生活の後、派遣社員として大手金融機関で外為輸入決済業務を行う。1年間の契約満了とともに退社し、今年1月、大手アパレルメーカーに入社。人事総務担当として活躍中。 10年越しの夢を実現するため、上京を決意 「“ああやっぱり東京に行けばよかった”と毎年後悔している、そんな自分が嫌で。今行かなかったら一生同じことを思っているのだろうなと思ったんです」 　北海道出身の内山さんは中学生の頃から、音楽や芝居、美術など様々な文化に触れられる東京へ行きたいと思っていた。高校を卒業して18歳で就職。その後転職したガス・灯油等販売会社では事務業務の他に営業も経験する。3年間成績トップという実績を残し、充実して仕事をしていたが、やはり10年越しの夢をあきらめきれず上京を決意する。内山さんが23歳のときだ。