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今よりもっといい仕事があれば、転職したい。次に挑戦したい仕事のイメージは明確だ。希望に合う求人情報が出てくるまでは多少時間が掛かっても妥協せずに探したい。人材バンクには、新聞や求人情報サイトなどには掲載されない
非公開求人もあると聞き、【人材バンクネット】に会員登録。
キャリアシートには、実務経験をかなり詳細に書いた。携わったプロジェクトの規模、果たした役割、達成した成果など、読み手が
具体的にイメージ できるように工夫した。社内での表彰歴からちょっとした改善、どんなマネジメントをしてきたかなど、思い出すたびに書き加えた。転職希望条件も、詳しく記入。 |
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| 人材バンク各社が持つ求人情報を入手できればと、
キャリアシートを匿名で公開 した。届いたスカウトメールはぼちぼちといったところ。人材バンクには、できるだけ足を運ぶつもりだ。直接会って自分の希望を伝えることで、ひとつでも多くの求人情報を掘り起していきたい。 |
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| 希望している業界・職種に強そうな人材バンクを探す。各人材バンクの紹介画面をよく読むと、どんな業界・職種を得意としているかが見えてくる。それぞれの人材バンクが持っている求人情報もチェックすると、だいたいの傾向がつかめた。気になる人材バンクを2、3社選び、キャリアシートを提出。求人情報にも一通り目を通し、応募した。 |
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| スカウトメールをもらったバンク、自分で探したバンクを合わせて12社ほどの人材バンクにアプローチしてみたが、なかには返信をしてこないところもあった。2、3日待っても返信がこないところとは、付き合ってもその先うまく進まないのではと思い、返信状況を人材バンク選びのための判断材料にする。同時に、とにかく足を運んで自分の目で確かめようと決める。メールの文面ではコンサルタントの力量はわからないためだ。8社の人材バンクと面談をすることに。 |
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面談では、自分がどんな仕事をしてきて何ができるのか、どんな実績を上げてきたかをできるかぎり詳しく伝えることを心掛けた。相手が転職支援のプロだとしても、同じ職場で働いているわけではない。積極的に伝えようとしないと自分の持ち味を深いところまで理解してはもらえまい。ましてや職務経歴書には書かれていない自分の特性もたくさんある。
転職希望条件も、具体的に話した。業界、職種のほか、「ここに興味がある」と具体的な会社名を挙げて伝える。同時に、「なぜこの業界、職種なのか」「なぜこの会社がいいのか」の理由や「転職先で挑戦してみた仕事」も説明。反対に
「こういう会社には行きたくない」というNGキーワードを話すことも忘れなかった。
結果、求人紹介を人材バンク4社から受け、興味のある求人情報に「応募します」と返事をした。 |
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紹介がなかった人材バンクにも、「その後、求人情報はありませんか?」と1カ月に1度メールで連絡。残念ながら、返答のないことが多い。結局は、面談で「この人は親身になってサポートしてくれそうだな」と思ったコンサルタントに絞られていった。
【人材バンクネット】から届く「新着求人情報メール」は、毎週欠かさずチェックをし、少し年齢オーバーの求人情報でも興味をもったら応募した。
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残念ながら、書類選考落ちが続いた。「職務経歴書は、あなた自身をアピールするための重要なツールです」とコンサルタントから言われたこともあり、見直してみることに。
自分は何をしてきたのか、強みは何か、それらを生かし新しい職場でどんな貢献ができるのかをじっくり考えた。コンサルタントから応募先企業ではどんな人材を求めているのか、どんな仕事をすることになるのかを聞き、そのニーズに合わせて職務経歴書を書き直す。
自分を再度振り返ったことで、思い出したことも増えたため、【人材バンクネット】の キャリアシートにも、新たに書き加えた。 |
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面接で落とされた時、コンサルタントから「何を理由に落とされたのか」をできるだけ聞き出し、その対策を練った。面接で「あなたにはこんな経験がありませんね」と言われるとたじろいでしまっていた。ある程度の実務経験がある人間は、「即戦力」を求められるためだ。しかし「経験がないこと」を負い目に感じていては先に進めないことに気付いた。
「こんなことを経験してきた」「だからこんな成果が上げられる」と、自分の得意とすることをアピールすることにしよう。経験がないと指摘されたことには、「どうしてその経験を積みたいと思っているのか」の理由、そして努力を厭わないことを熱く語った。すると、面接が通り始めるように。納得の転職まで、あと一歩だ。
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匿名スカウトのほか、人材バンクや求人情報を自分でも探して広く網を張る |
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「自分を人に伝えることの難しさ」を肝に銘じ、伝える努力は惜しまずに |
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面接で経験がないことを突かれても、「経験したこと」「得意なこと」で切り返す |
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自分に合った求人情報を発掘するためには、コンサルタントに「自分という商品の性能・よさ」と「どんなふうに生かせるか、生かしたいか」をしっかり把握してもらう必要がある。「自分を人に伝えることの難しさ」を理解したうえで、面談中もきちんと伝わっているかの視点をもって話をしていこう。 |
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取材・文/中村陽子(編集部)
デザイン/渋沢真弥(コムデザイン) |
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