転職お役立ち情報|キャリアデザイナー|培った人生経験をもとに転職者をサポート

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仕事での充実感は”給料”より”やりがい”
 大切な時間を拘束するからには、エンジニア時代と同じ給料からスタートしたいと目標を持って、転職活動を開始。エンジニアの経験を生かせる仕事を探すが、通勤や育児をする時間的な問題と、給料の条件の両方を満たすとあって、就職活動は難航する。偶然友人に紹介された、金融関係の企業に営業として入社を決める。異業職種への転職だが、昇級等のシステムがしっかりしており、通勤や時間の問題もクリアできる会社だったので、当時の清野さんにとってはベストな就職先だった。

「2年も働くと、給料面で満足ができる結果を出せ、目標としていたキャリアパスも最短距離で実現することができました。しかし年齢を重ねて、給料が上がっていくのに反して、精神的な満足はどんどん少なくなっているのを感じていました。業務上改善が必要だと感じても、古い会社なので自分が影響を与えられるのは、担当する営業業務内が限界。労働環境や教育などシステム上の矛盾については、全く口をはさめなかったのです」
人生経験が生かせるキャリアコンサルタントの仕事
 未経験である人材ビジネスへの転身に備えて入社前から最新技術の情報を集めたり、入社後もコーチングを学んだりと積極的にスキルアップを図ったという清野さん。現在では月に30件以上のコンサルティングを精力的にこなしている。

「たくさんの方とお会いする仕事なので、どんな方ともお話できるコミュニケーション力がとても役立っています。もともとは奥手で口下手だったのに、営業時代に開花した強みなので、やはり経験は宝ですね。キャリアコンサルタントも、知識だけではなく人生経験がものをいう仕事だと思っています。知識はすぐに取り戻せますが、人間性や経験値から出る実用性のある言葉や判断力は、短期間で身につくものではありませんから。私はエンジニアからは8年のブランクがありますが、子育てや営業に携わった経験が、現在の仕事で生きていると実感しています」

 2002年からは、『ちょっとした質問を気軽な気持ちで送ってほしい』という思いから、メールでの転職相談サービスも開始。転職者に向ける温かい気持ちと、会社を発展していこうとするビジネスに対するシビアな視点が、転職者へのコンサルティングを支えているようだ。


2002.02.27 Update  
STEP
23歳
▼▼▼ 大学卒業後、大手電気メーカーに入社。コンピュータ周辺機器開発部門で制御系ソフトウェアの設計に携わる。
33歳
▼▼▼ 出産・育児に専念した後、金融系企業に営業として入社。
39歳
▼▼▼ 株式会社リーベルにスターティングメンバーとして入社。キャリアコンサルタントとして現在に至る。
 

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