今回の調査対象社
株式会社ネオキャリア
今回の潜入ミッションは気鋭の人材紹介会社、株式会社ネオキャリア。中途採用の他に新卒採用、さらにはネット媒体にフリーペーパーなど…転職や人材採用に関するサービスを総合的に取り扱う企業です!
総合採用企業としての実績、シナジー効果で生きた情報を収集
――人材紹介会社といえばまずは面談…というイメージが強いのではないでしょうか。しかし、求職者としては、やはり「豊富で質の良い転職情報」が一番気になるところではないかという気がします。
「そうなんですよね! 私たちはそんな求職者の皆さんの期待に応えるべく、企業との太いパイプから得られる密度の濃い情報提供に何よりも力を入れているんです」
こう話してくれたのは、株式会社ネオキャリアの井手マネージャーです。ミーティングルームでさっそく詳しくお話をうかがいました。
――求人情報の豊富さで御社が一歩リードしている理由を教えていただけますか?
「私たちネオキャリアには、紹介事業部以外にも企業の採用支援を行なっている事業部がいくつもあるんです。それぞれのチャネルで採用を成功させる実績を積み重ねる中で、多くの企業人事部との密接なパイプを築き上げてきたわけです」
企業が人材採用を行なうチャネルは、「メディア」と「エージェント」に大きく分けられます。メディアはネット上の求人情報サイトや情報誌などの印刷媒体が主体。エージェントは人材紹介会社などコンサルタントが間に入る紹介形式が中心です。また、採用対象の違いでいえば「中途採用」と「新卒採用」に分けることもできます。株式会社ネオキャリアは、これらのすべての分野でサービスを行なっている「採用支援の総合企業」なのです。
「中途採用メディアでは大手転職サイトと企業を結ぶ代理店としてトップの実績をあげています。新卒採用メディアでは自社運営の就職支援サイト(ネオキャリア就職ナビ)や学生向けフリーペーパー(Venture Selection)の発行、イベント(ベンチャー@Live)の企画・運営なども行なっています。一方、中途採用のエージェント部門にはこの人材紹介事業部があり、また近年注目されている新卒学生の紹介を行なう子会社でも、実は最も早い時期から取り組んできたのが当社なんです」
――これだけ幅広い採用支援サービスを提供している会社は少ないのではないでしょうか。
「はい、しかもこれらの事業部はそれぞれがバラバラに動くのではなく、お互いに密な情報交換を行いシナジー効果を生み出せるように行動しています。ですから、人材紹介の事業部にも他の全事業部から最新の求人情報が集まってくるんです。また、その内容も非常に密度が濃いのが特色です。企業がどんな人材を求めているか、またその募集背景や業界全体の動向…などまでが詳しく分かりますから、選考時にも情報的に優位にたった状態で面接を受けていただくことができるわけです」
――まさに、「情報は最大の武器」といっていいかもしれませんね! 求職者にとっては本当に心強い人材紹介会社だなという第一印象を持った調査隊なのでした。
管理職、新規事業担当者など女性のための注目企業にも強い!
「情報力ということでいえば、当社にはもう一つ別の強みもあるんですよ」(前出・井手マネージャー)
実は同社は、女性向けのマーケティングに強いある企業との業務提携を行なっており、その会社経由で「女性のための非公開ハイポジション求人」がいろいろと入ってくるのだそうです。
「国内大手企業から外資系企業、さらにはベンチャー企業まで、女性に管理職や新規事業の立ち上げ責任者といった重要なポジションを任せたいと考えている会社はけっこうあるんです。その情報を非公開の特別なルートでいち早く入手してご紹介しているのが当社なのです」(井手マネージャー)
キャリアを生かしたい向上心にあふれる女性、語学力を生かしてグローバルな環境で活躍してみたい、マネジメントなど経営に近いポジションで実力を発揮してみたい…こんな女性の方々にとっては、ぜひ登録・相談しておくことをお勧めしたい人材紹介会社といえそうです。
「登録方法などは一般の方とまったく同じでかまいません。女性の活用は企業にとって大きいテーマになっており、統計によれば役員や管理職に女性の比率が高い企業ほど高い利益率を記録しているというデータもあるほどです。私たちは実力、ポテンシャルの高い女性の方を積極的に応援していきたいと考えています」(井手マネージャー)
求職者と同じ目線を持つ業界ごとの専任コンサルタント
株式会社ネオキャリアでは、企業情報を専任で集める企業情報担当者と求職者の方のコンサルティングを担当するコンサルタントは、それぞれの役割に専念する分業制となっています。いずれも得意な専門業界を持ち、深く突っ込んだ情報収集、コンサルティングを行なっています。
「当社の場合、求職者の皆様にお目にかかるコンサルタントは全員が転職経験者です。20代の若手から50代のベテランまでおりますが、それぞれの年代ならではの人生経験と業界経験で、求職者の方と同じ目線の高さでご相談をうけたまわります」(井手マネージャー)
上場クラスの大手企業とベンチャー企業を両方経験しているコンサルタント、日系企業と外資系企業の両方で勤務したことがあるコンサルタント…など、求職者の方からの質問に的確に答えられるコンサルタントが必ずいるとのこと。
――同社では求人の約70%が非公開情報となっているそうですが、それらの中から求職者一人一人にふさわしい求人情報をピックアップするためには、コンサルタントの豊富な経験とノウハウがものをいっているのに違いない!…そう確信させられた今回の取材でした。
同社の強み
POINT 1
求人企業との太いパイプ、密度の濃い情報
POINT 2
モチベーションの高い女性のための非公開求人
POINT 3
専任担当者が最新情報を収集
POINT 4
コンサルタントは全員転職経験者
36歳/男性 | SIer/コンサルタント/年収620万円 | 大手メーカー/社内SE/年収720万円 | |
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28歳/男性 | ベンチャー企業/経理/年俸450万円 | 東証一部上場企業/経理/年俸480万円 | |
40歳/男性 | 不動産金融会社/人事/年俸1700万円 | 自動車部品メーカー/経理(海外駐在)/年俸1700万円 |
今回お世話になったコンサルタント
提供したいのは
「最高のきっかけ」です!
人材紹介事業部 マネージャー/キャリアアドバイザー 井手裕典さん
株式会社ネオキャリアの求職者の方に対する時のポリシー、実は私のポリシーでもあるのですが、「最高のきっかけを提供したい」ということです。
では、最高のきっかけとは何でしょう?それはやはり判断材料となる「情報」だと思います。ご自身のキャリアが今転職市場でどう評価されているのか、あるいは転職したら年収はどうなるのか、仕事内容はどうか、会社の雰囲気は…。詳しく正確な、生きた情報がたくさんあるからこそ正しい判断ができるわけです。最終的なジャッジをされるのはもちろんご本人ですが、その判断のもととなる質の高い情報を提供するのが私たち人材紹介会社の仕事だと考えています。
同時に、転職のチャンスというのは一生に何度もあるものではなりません。私はそのチャンスが訪れた時には、ぜひご自身で「チャレンジ」してほしいと思っています。面談の中ではいつもそういう提案をさせてもらっているんですよ。「他の人材紹介会社で無理だと言われたから…」と第一希望の企業を断念されていた方にチャレンジすることをお勧めして見事採用になったことは一度や二度ではありません。「井手さんにチャレンジを勧めてもらって感謝しています…」と言っていただけたのは、コンサルタント冥利につきましたね。
しかし、これは決して無茶な賭けをしろと言っているのではありません。実は、企業の採用基準というのは日々変わっているのです。私たちは生の情報を分析することで、そのチャレンジが無謀なものでないかどうかをきちんと判断した上でお勧めしています。 さらには、服装・態度・応募書類のつくり方…など、ちょっとしたアドバイスで結果が大きく変わってくることもあります。「ここさえ直せばいけるのに…」という方は意外と多いんです。転職活動を経験することで、その方自身の成長になれば、それ以上のことはないと思います。
そんなことも含めてぜひお気軽にご相談いただければと思います。
面談時間 | 約90分 ※要予約 (平日9:00~20:00スタート、土曜11:00~19:00スタート) |
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服装 | 自由 |
面談前の準備 |
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登録・面談後の サービス |
敗因は徹底分析して次回につなげよう すべての面接で内定を獲得できるような人はきわめて少数派。不合格になっていちいち落ち込んでいても仕方がないが、できれば敗因はしっかり分析して次に役立てるようにしたい。同社では企業から何がポイントだったのかをヒアリングし、本人にもフィードバックしてくれる。それをもとに自分だけの面接必勝法を生み出していこう。 |
取材を終えて…
総合採用支援企業として、とにかく情報力には自信を持っている人材紹介会社、それが株式会社ネオキャリアだという印象が強く残りました。 どの人材紹介会社に行っても、「丁寧なアドバイスやカウンセリングを行なっています」という話はお聞きします。しかし、考えてみれば、「企業が何を求めているか」が具体的に分かっていないと、そのアドバイスはどうしても一般的なものに終始してしまうのではないでしょうか。
そういう意味で、求人情報が豊富で、なおかつその企業のことを深く理解している、いろいろな情報をもらえる独自のパイプがある…ということは人材紹介会社として最も大切な実力ではないか、と改めて考えさせられました。
今回お話をうかがった井手マネージャーも、入社当初は企業情報担当として300社以上の新規の企業を開拓しリレーションを獲得していたった経験を持っているそうです。ですから、「企業がどんな人材を求めているかを皮膚感覚で理解している」とおっしゃっていたのが印象的でした。 そんな経験豊富なコンサルタントが、日々新たに入ってくる情報を一人一人の求職者にあわせて提供してくれるのです。転職したら自分の経験はどう生きるのか、自分の市場価値はどうなのだろうか…と迷っていたり疑問を感じていたりした場合、まず相談に行きたい人材紹介会社の一つであることに間違いないでしょう。
※本記事に掲載されている内容は取材時点の情報です。現在の情報と異なる場合がございます。悪しからずご了承ください