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人材紹介会社 徹底調査隊

今回の調査対象社

FVCアドバイザーズ株式会社

ベンチャーキャピタルから生まれた異色のエージェント、FVCアドバイザーズ株式会社。2009年にできたばかりの同社が、強いコンセプトを軸にした骨太なお話を聞かせてくれました!

FVCアドバイザーズ株式会社 本社

〒604-8162 京都府 京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町623第11長谷ビル9階[Map]

【交通】京都本社 ■阪急「烏丸駅」22番出口より徒歩3分 ■市営地下鉄「四条」駅2番出口より徒歩4分

エージェントが「雇用を生み出す」ということ

FVCアドバイザーズ株式会社写真新規株式公開(IPO)支援を行うベンチャーキャピタル。投資先企業だけでなく、日本経済全体を活性化させる存在として近年注目を集めているのは、みなさんもご存知の通りではないでしょうか。

「FVCアドバイザーズ株式会社は、ベンチャーキャピタルを母体としてできた人材紹介会社なんです。M&Aや事業再生などの経営コンサルティングをしていると、必ず新しい仕事・ビジネスが発生する。そこには、必ず求人ニーズが生まれるんですよ」(壁谷さん)

コンサルタントの壁谷俊則さん
GCDF-Japan資格を持つ人材紹介のプロフェッショナル吸収合併によってできた新しいポジション、事業継承で必ず必要となる新経営者、若返りのための20代採用…。経営支援を行う中で「新しい人材が必要だ!」と判断する機会が増え、人材コンサルティングを行うFVCアドバイザーズ株式会社が設立されることになったのです。

「企業内で顕在化した求人ニーズを登録者にご紹介する、というのが一般的な人材紹介。もちろん、そういう案件も持っています。ですが、経営者との話し合いの中で、私たちの方から提案する『顕在化する前の求人』がとても多いんです」(壁谷さん)

――自らが雇用を創り出しているということですか!

驚きを隠せない調査隊ですが、「普段からクライアントとは、人事というより経営の話をしている」という同社にとって、これは自然な流れなのです。

「必然的に、マネジメントクラスや経営幹部層の案件が多くなりますね。もしくは、幹部になるにはまだ経験が足りなくても、そこを目指す人。いい人がいれば、求人ニーズがなくても、こちらから企業に人材を売り込みますよ」(壁谷さん)

多くはないですが、「社長を探してほしい」という相談もあるそうです。よっぽど信頼されていないと、そんな相談はされないはず。リレーションの深さがわかりますね。

人間力を鍛えるコミュニケーション・コーチング

――面接対策として模擬面接を実施するところは多くありますが、御社の場合はちょっと違うそうですね。

「面接と言っても、要はコミュニケーションなんです。まず、それを理解していただきたい」(壁谷さん)

コミュニケーションとはよく使う言葉ですが、私たちは果たして本当に「コミュニケイト」できているのでしょうか。例えば、「これまでの経歴を簡単に教えてください」と言われたとする。それに対して、5分も10分もしゃべっていないか…。

「『簡単に』という面接官の言葉を、ちゃんと聞いてほしい。初対面の人の話を聞ける限界は、2分30秒だと言われているんですね。5分は、『簡単に』を超えちゃってるんです」(壁谷さん)

他にも、自分では気づかないクセはないだろうか。話すスピード、声のトーン、会話するときの目線。全てがコミュニケーションだと言えます。

オフィス内は明るくてさわやかな配色。落ち着けます「面接はプレゼンテーションではないんです。自分の思いを一方的に伝えるのではなく、面接官との『双方向の会話』をすることが大切なんですね。『あなたが伝えたいこと』と『面接官が知りたいこと』は、必ずしも一致していないかもしれません」(壁谷さん)

コミュニケーション・コーチングとして実際に行うのは、本番さながらの模擬面接が90分。ロープレ15分×2回、残りの時間でフィードバック。登録者と面接官役が1人、客観的にやりとりを観察するオブザーバーが1人。話している内容に矛盾はないか、目線や声…。登録者の良さが最大限引き出せるよう、アドバイスしてくれる。

「小手先の攻略テクニックをお教えするのではありません。面接対策の枠にとどまらず、人間力を上げるお手伝いができたら」(壁谷さん)

どういう意図で質問されているのか、何を求められているのか。日々の人間関係にも関わるコミュニケーション力は、転職活動を超えて、今後の人生において大きな武器になるでしょう。

Uターン・Iターンの転職を応援したい

「『V.S.O.P.』って知ってます?」(壁谷さん)

――は? お酒の?

「そうです。キャリアの成熟度合いをお酒の『V.S.O.P.』で表すことができるんです。 20代は『V』。ヴァイタリティで突っ走る。30代は『S』。勢いだけでなく、スペシャリティを求められる。 40代は『O』。そろそろオリジナリティが出てきてほしい年代。そして50代は『P』。パーソナリティ。 この人のために働きたい、と思われるような人格を身に付けておきたい。―と、このように年代によってそれぞれ求められるものが異なるのですが中でも30代に入ると、やがて様々な転機が訪れます。結婚、出産、ローン、介護…。転職も、自分だけでは決められなくなってくる。人生を見据えた『ライフプランニング』と、仕事における『キャリアプランニング』を同時進行させる必要があるんです。」(壁谷さん)

――U・Iターンはその中でも非常に大きな転機ですね。

取材に応じてくださった壁谷さん「私自身が東京からのUターンなんです。東京にいた頃、『関西に帰れるものなら帰りたい』という人が意外に多かったんですよ。ですが、現実問題、東京にいながら関西で転職活動をするのは難しい。関西から東京へという逆のパターンもしかり。紹介会社を通しても難しいケースが多い」(壁谷さん)

東京時代の人脈を活かし、東京の紹介会社とも提携しているという。

「これは大きな強みだと思ってます。私も東京と関西を日常的に行き来していますから、 リアルタイムな情報をお伝えできます。『東京と関西に支社がある』というのとはまた違って、私自身が直接出向いて面談し、求人案件を探しています。U・Iターンを希望される方には、お役に立てる自信がありますよ」(壁谷さん)

「登録者とはかなり深く話す」という壁谷さんは、自身も30代。キャリアと人生をリアルに感じながら、登録者のため企業のために、日々奔走している。

エントリーマネジメント担当 津田実穂さん

エントリーマネジメント担当 津田実穂さん

登録を希望する方から初めてコンタクトがあった際のエントリーをサポートしている。「大学時代、会計の勉強に注力。会計から社会にアプローチしたいと思って」新卒で入社。現在税理士資格の勉強中で、一見キャリアウーマンだが「子供が好きで。休日には近所の公園で、子供と友達になってます(笑)」というユニークな一面も。「人を応援するために、今の自分はあると思っています。メール1本、電話1本でも、『応援させていただきたい』という気持ちを込めております!」

同社の強み

POINT 1

ベンチャーキャピタルから生まれた転職エージェント

POINT 2

自らが雇用を創り出せるコンサルティング力

POINT 3

マネジメントクラス、経営幹部層の案件に強い

POINT 4

面接対策の枠を超えた「コミュニケーション・コーチング」

POINT 5

Uターン・Iターンの転職に強い

気になる転職成功事例
28歳/男性 (高卒) 通信会社/営業管理職/年収750万円 ITサービス系子会社/CEO/年収1000万円
31歳/男性 (大卒) IRコンサルタント/年収700万円 システム開発会社/CFO/年収800万円
30歳/女性 (大卒) 健康食品通販(京都)/ダイレクトマーケティング/年収400万円 大手教育出版企業(東京)/販売促進グループリーダー/年収500万円

責任者にお聞きしました

シニアコンサルタント(GCDF-Japan有資格者)
壁谷俊則さん

成長する「企業」と「人」に関わり続けたい。

シニアコンサルタント(GCDF-Japan有資格者) 壁谷俊則さん

大学在学中に、インターンシップ支援や起業家支援を行う「NPO法人」を設立。卒業後はベンチャーキャピタルへ。経営企画室長を務めたあと、29歳で東京の人材紹介会社へ転職。「やはり『人材』に関わっていきたくて。東京で武者修行です」。昨年、2人目の子供が誕生したのをきっかけにUターン。縁あって、FVCアドバイザーズ株式会社で人材コンサルティングを一手に引き受ける。プライベートでは、「家族が大好き!」というお父さん。「家族サービスじゃないです、自分がやりたくてやってます。昨日は子供と一緒に作詞してました(笑)」

前職での経験も含め、これまで多くの経営者とお会いしてきました。経営者には、「どうポジションを埋めようか?」という発想はありません。「全体をどう舵取りしていくか?」を最初に考える。その次に「そのためにはどんな人材が必要か?」となる。

私たちは「舵取り」の時点から参加しています。求人ニーズが発生する前の段階から、クライアントと一緒に人材について考えているんですね。経営は「人・モノ・カネ」と言いますが、やっぱり人がいちばん重要。モノもカネも、動かすのは人ですから。経営者は、それをよくわかっています。

私がいちばん嬉しい瞬間。「登録者の方が転職に成功した時!」と言いたいところですが(笑)、実はもっと先を見ています。もちろん、内定が決まった時は嬉しいですよ。でももっと嬉しいのは、その方が入社したことで「新しい事業が生まれた」とか「業績が良くなった」など、企業に新しい価値を生み出せた時です。入社した方が活躍して初めて、成功と言えるのではないでしょうか。 面接に受かる受からないのレベルで終わらず、その先を見据えたサポートをしていくつもりです。

【面談データ】
面談時間 60~90分程度 ※事前にメールか電話で予約
(月曜~金曜日/10:00~20:00スタート ※夜間・土曜などもご相談いただければ対応できます。 ※遠方にお住まいの方、時間が取れない方でも、テレビ電話での面談が可能です。)
服装 自由(ラフな服装OK)
面談前の準備
  • 人材バンクネットよりエントリー
  • 履歴書、職務経歴書
  • 転職理由、弊社に期待すること、面談で何を話したいかというイメージング
登録・面談後の
サービス
  • 履歴書、職務経歴書のチェック
  • 希望者にはコミュニケーション・コーチングを実施!

「言いたいことは全部言えた」という面接は危ない!?

「面接どうでした?」と訪ねて、この答えが返ってきた時は、コンサルタントとしては心配になるそうだ。もちろん全てが危ないというわけではない。しかし、「言いたいことが言えた」というのが自己満足になっているケースが多々ある。「面接では盛り上がったのに、なぜ落ちたかわからない…」というパターン。本当に面接官が知りたいことを伝えられたのか。検証の価値あり、だ。

取材を終えて…

取材時の録音を確認していて気がつきました。 調査隊がちょっと的外れな質問をしてしまった時。壁谷さんはそれを「ちがいます」と一蹴するのではなく、こちらが言ったことを認めながら、わかりやすい言葉で再度説明してくださってるんです。そんな場面が一度、二度、いや三度…。「この人は本当にコミュニケーションのプロだ!」と、ICレコーダー片手に感動する調査隊。

知識・経験ともに豊富で、ビジョンも非常に明確。「できる人」という言葉がピッタリくる壁谷さんですが、そこはやっぱり関西出身。キャラクターはお笑いです(失礼!)。調査隊は壁谷さんより若干年上なのですが、「こんな人になりたい…」とリスペクトしてしまうほど素敵なコンサルタントでした。

※本記事に掲載されている内容は取材時点の情報です。現在の情報と異なる場合がございます。悪しからずご了承ください

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