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株式会社ザ・アール 代表取締役社長 奥谷 禮子さん
株式会社ザ・アール
代表取締役社長

奥谷 禮子さん

新しい年を迎え、自分のキャリアを見つめ直している人も多いのではないだろうか。不安定な雇用情勢が依然続く中で、どのようにキャリアを築き上げていったらよいのか。パイオニアとして長年人材ビジネスに携わってきた奥谷さんから、ご自身の経験に基づきアドバイスをいただいた。

profile: 1950年生まれ。甲南大学法学部卒業後、日本航空に入社。国際線客室乗務員として3年、その後同社VIPルームにて4年勤務する。1982年3月、職場の同僚女性と人材総合プロデュース会社 株式会社ザ・アールを設立。代表取締役社長に就任する。1986年、女性初の経済同友会会員に選出。2002年には株式会社ローソンの社外取締役に就任する。

キャリアは自分の意志で作られていく
 「何をしていいかわからない、自分の能力がわからない、将来に不安を持っている—。そう言って相談に来る人は多いですね。でもキャリアを築いていこうと思うのなら、自分が何をしたいのか、まずそれを明確にすること。世の中マニュアル通りには行かないものだから、どんなことがあってもやり通したいと思えるものが必要なのです」
 人材総合プロデュース会社 ザ・アールの代表取締役 奥谷禮子さんは力強く語る。何をしたいか自分でわからない人に対しては「寝ていなさい」とにべもない。しかしそれは『やりたい』という意志で道を切り開いてきた経験からくる、親心ともいえる言葉である。

  奥谷さんは、国際線客室乗務員として3年間と、VIPルームにて4年の勤務を経て、ザ・アールを立ち上げた。女性は専業主婦になるのが当たり前、『人材』であるという意識もなかった20年前のことである。
「起業に踏み切ったのは、人から言われてする仕事では面白くないと思ったから。もっと面白いことがしたい、自分の能力がどこまで社会に通じるかを試したい、そんな単純な理由でした」

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