最近、猫の手も借りたいほど忙しくなってきました。今年になってから、正月を除いて、週末休みを取ったことが未だありません。ずっと働きっぱなしです。よく周囲の方々から、「牧田さんは仕事が趣味で、ハードワーカーなんでしょう」と言われますが、そんなことは決してありません。週末大好き人間、遊び大好き人間です。今は、「僕の週末返してー!」状態です。
では、何故こんなに忙しくなってしまったのか。ここで、僕の現状を分析し、行動管理改革案を出してみましょう。現在、僕が抱えている仕事は、
(1) |
自社のサイト構築(企業理念や、事業概要、サービス概要などのコンテンツ作りが中心)、自社ブローシャの作成(サイト同様、コピー及びコンテンツ作りが中心)、2月下旬に日経BP社から出版する「ユビキタス革命」という本の執筆
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(2) |
クライアントに対する経営戦略コンサルティング・プロジェクト
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(3) |
副社長として、取締役会やグループ経営会議などへの出席と、その準備
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(4) |
Net&Com2002での講演準備 |
などです。
まず、(3)の取締役会などへの出席は、物理的に場所と時間を制限されます。電子会議など開ければよいのですが、現状ではまだそこまでのインフラも整っていませんし、必要もありません。そこで、(3)は所与の条件として、行動改革案から除くことになります。
次に、(2)のプロジェクトに関してですが、これは改革の余地があります。なぜなら、自分のタスクの中から、他の人に振れるものはどんどん振っていけばよいからです。
ただ、この辺はプロジェクトマネージャーをやっていると経験することなのですが、いわゆる「てんぱっている」時ほど、部下に仕事を振ることができません。タスクに対する「完成の信頼度」が下がるからです。すなわち、「自分でそのタスクを行えば成功の可能性は高いが、部下に任せると失敗する可能性がある。仮に失敗すると結局自分で、やり直さなければならない」というリスクが生じるからです。
僕の悪いところですが、あせると、どんどん自分で一気に仕事を進めるところがあります。ここは部下を信頼し、タスクを任せることで今の僕の負荷は調整できます。
(4)の講演準備や、(2)の戦略コンサルティングの仮説作りは、実はどこでもできます。電車の中でも、歩いていても、ランチを食べていても、風呂の中でも仮説は立てられるからです。後は、その検証作業をデータをもとに行う必要があります。ただ、これは戦略コンサルタントの常として、いつでもどこでもやっていますのでクウォリティを上げるには、僕の脳味噌をもっとブラッシュアップして、仮説の正確性を上げる必要があります。
そして、なんといっても今回一番厄介なのが、(1)の執筆などのクリエイティブな仕事です。これまでクリエイティブ系の仕事をしている人たちがPCに向かい、ヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事をしているのを見て、「こいつら仕事をなめてんじゃねぇのか」と憤っていましたが、理由が分かりました。
クリエイティブな仕事は、高い集中力を要求され、そのために外部の音を遮断しているわけです。僕自身、普段は電話でのクライアント対応や、部下からのプロジェクト進捗報告など、自分の時間をどんどん裁断されてしまいます。このような状況でクリエイティブな仕事をすることは非常に難しいです。
そこで週末の静かな時間を利用して執筆活動などを一気に済ませてしまいます。または深夜の誰もいなくなった時間に執筆の仕事を一気にします。
以上より、僕が自分の週末を確保したいのであれば、
1. |
部下を信頼してタスクを振る。自分で抱え込まない
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2. |
脳味噌を磨き、仮説の正確性を上げる(=データによる補足性を抑える)
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3. |
クリエイティブな仕事を平日の業務の中でこなせる高い集中力を身につける、またはヘッドフォンを買う
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うーん、(1)はともかく、(2)、(3)は、なかなかすぐには変えられそうにないなぁ。。。(涙)