僕は【人材バンクネット】のこの連載以外に、様々な媒体で連載を持っています。それらを総合すると結構な分量になり、「ここで一度ひとつのパッケージとしてみたらどうだ」という話が出版社からありました。
そこで、事業立ち上げの忙しい合間に出版の準備をしていたのですが、とうとう完成し発売することになりました。
BookParkでもお薦めコンテンツに選んでいただき嬉しい限りです。
連載第11回で、自分を見つめなおすためにレジュメを書くことをお薦めしましたが、今回の自伝の出版は、まさにそれを現在までの31年分行ったことになります。ビジネスマンになってからの3年間もそうなのですが、それまでもいろいろあったなぁと感慨に浸りました。そして、そこで明らかになったのが、僕の行動パターンです。
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実力もないのに大風呂敷を広げる。(と言うか、「自慢しー」(連載19回参照)なのでついつい実力以上に自分を見せたがる)
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常にその当時の実力では出来ないことに挑戦する。ここまで大風呂敷を広げると失敗するととても恥ずかしいので真剣になる。そこで、実現するために何をすればよいのか真剣に考える。そして、最小の投資で最大の効果を狙う。(大体時間もリソースも無い)
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1−成功すると天狗になり、1に戻りさらに上を目指す。
2−失敗すると極端に落ち込み、自分は駄目人間だと思い込む。回復するのに結構時間がかかる。 |
大学受験でもビジネスマンになってからでも、大体同じような行動パターンを繰り返しています。ここまで分かれば、もっと謙虚になり少しは直せばよさそうなものですが、そのつもりはあまりありません。なぜなら、
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常にストレッチされた状態になるので、苦しく厳しい時間が続くものの、短期間で成長できる
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大風呂敷を広げることで失敗は許されなくなり、退路を断ち切り前進だけに集中することが出来る
からです。もちろん良いところばかりではなく、 |
からです。もちろん良いところばかりではなく、
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大風呂敷を広げると大体胡散臭いやつに思われがちである
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敗すると信頼を失いえらいことになる |
というリスクもあります。普段「自分のブランドで仕事をしろ」と言いながら、僕自身の「自分のブランド管理」には結構リスクがあります。
ただ、僕はそのリスクをとってでも、短期間の成長を狙っていきたいです。僕の将来の目標(連載20回参照)を考えると、今の僕はまだスタート地点から数歩歩き出しただけであり、時間が全然足りないからです。
今回の本には、今までの成功談だけではなくむしろ失敗談が数多く書いてあります。宜しければご覧ください。