良いコンサルタントの見極め方
経営コンサルタント 佐藤 修一
今回掲載をご依頼いただき、読者の皆様にどのようなことをお伝えしようかと思っております。
あれこれ考えた結果、我がままですが、日々の活動の中で、ふと、気のついた事、思いついた事をその都度、お伝えしたいと思います。
第一回目として、いきなりですが、「良いコンサルタントの見極め方」という題でお伝えしたいと思います。
見極め方などというと本当に見極めができるのかとお思いでしょうが、ひとまずご覧下さい。ご参考になれば!
私の職業は、経営コンサルタントですが、コンサルタントといっても、山の数ほどあります。
ビューティーコンサルタント、結婚コンサルタント等然り。
コンサルタントを辞書で引くと"相談"と出ていることから、どんなことでも相談にのればコンサルテーションということになり、その相談担当者をコンサルタントと称しているのが現状です。
読者の皆様に身近なところでは、人材コンサルタントがあります。これは、有能な候補者を企業へ紹介する職業で、トップ階層の方たちを対象にする場合は、ヘッドハンターと呼ばれています。
では、経営コンサルタントはいかがでしょうか?呼んで字のごとく?経営に関する相談担当者ということになります。
経営といっても、守備範囲が広いことから、戦略系、組織人事系、会計系等にすみわけがされています。
私の専門分野は、組織人事系です。今までの、経験、体験からどのコンサルタントにも共通して求められる資質があると思われますので、それをお伝えし、見極めの材料にして頂ければと思います。"言わずもがな"ですが、良いコンサルタントは、企業及び個人に付加価値をもたらすことを可能にする人だと思います。
思いつくままに上げてみましたが、まだ色々とあると思われます。
コンサルタントと称する人に会われた時、お話しの中で上記のようなポイントに着眼されると良いでしょう。
逆に言うと、それらを理解できる診断眼、観察眼が皆様にも求められているといえるのかもしれません。
さて、上記の点は間違いないなと思われたら、次は、人柄です。
人柄が良い悪いは論外として、その人が企業及び個人にあっているか?言い換えれば、相性(個人)、社風(企業)が合い、寄り添って物事を考えていけるか?を見定める事が、大切なポイントとなるでしょう。
資質も良い、相性もピッタリだ!という事になれば、いよいよコンサルテーションの実践となります。
結果として、実効性のある、コンサルテーションが得られるでしょう!
三流:やさしい事を難しく唱える
二流:難しいことを難しく唱える
一流:難しいことをやさしく唱える
私が修行時代、先輩コンサルタントから教えられた教訓です!
それでは、次回!