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「社会人2、3年目では、キャリアが浅くて通用しない」
「20代後半になると、新しい業界にはチャレンジできない」
など転職について誤った常識を持っていないだろうか。
特に20代営業職の求人件数は、このところぐんと伸びてきている。
この好機をつかんで自分の可能性を広げるためのポイントを探ってみよう


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20代後半、特に28歳以降のビジネスパーソンなら、これまでの経験を生かしての転職ということになるだろう。しかし、まったく同じ業界ではなくては難しいという意味ではない。なかには一部、専門知識が求められる求人もあるが、「営業スタイルに共通する接点」があればかなりの確率で異業種転職は可能だ。

「誰に」「何を」「どのように」売ったかで考えてみると共通項が見出しやすい。例えば、チェーンストアの本部のバイヤーに自社の商品を扱ってもらうための営業と、薬を使う医師の元に自社の製品をいかに使ってもらえるかに頭を捻るMR。「バイヤー」に「多様な商品」を「ルート営業で」売っていたと考えてみると、共通する接点が意外と多いことがわかるだろう。商品や専門知識を重視するのではなく、営業スタイルで共通項を探せば、可能性はぐんと広がっていくはずだ。



20代の営業転職希望者と数多く面談しているコンサルタントは、「イメージだけで仕事選びをしている20代が多いのが気になる」と語る。実際の仕事内容を把握しないまま、ただ格好よさそうだからとの理由で「この仕事がやってみたい」とは思っていないだろうか。

「20代の憧れ職種の代表格がマーケティング職やコンサルタント職です。しかし、これらの仕事は営業を知らなくてはできないのです。営業で試行錯誤した経験がなければ、商品を売るための戦略など考えられません。コンサルタント職にしても、自分で仕事を取ってくる必要があるため営業経験が不可欠です」(コンサルタント談)。

他にも、新規事業の立ち上げ、事業企画、プロデューサーなどもやはり営業経験がものをいう職種だ。もし将来これらの仕事をしたいと考えているなら、顧客接点の多い営業の仕事で、マーケットニーズを読み取る力を育てておく必要がありそうだ。


また、「イメージだけの仕事選び」は自分の可能性を狭めてしまうことにも繋がる。会社選びをする際に、「その会社のホームページが古臭かった」「以前、その会社のよくない評判をネットで読んだことがある」「名前を聞いたことのない企業と名の通った企業なら、後者を選ぶ」など、なんとなくイメージで判断してはいないだろうか。

「インターネットにたくさんの情報が氾濫している分、実際に会ってもいないのにその会社についてわかった気になりやすい。しかし、ネット情報だけでの判断は、選択肢を狭めていることに気づいて欲しい。転職活動では、自分の目と耳でどんな会社なのかを確かめることが大切なのです」とコンサルタントはアドバイスする。

20代営業職は、最も選択肢の多い職種。自分の可能性を広げるためには、少しでも興味を持った会社・仕事にはどんどん応募してみることだ。すると次第に方向性も見えてくるし、最後には「この仕事をやってみたい」と思える出会いを得ることができるはずだ。

Text:Yoko Nakamura





営業スタイルの
共通項を探れば、
これまでの経験を
生かした
異業界転職ができる






営業でしっかり
力をつければ、
マーケティング、新規事業、プロデューサーなどへ道が広がる


















少しでも興味を持った会社・仕事には、
応募する
広く扉を叩くことが、可能性をぐーんと広げる
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