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仕事を極めたい」という気持ちが動かす今後のビジョン
 「前の会社はシステムが日本で独立しており安定期だったのに対し、現在の会社ではSAP新モジュール導入の初期から加わることができました。またグローバル環境でのSAPシステム構築に携わることができるので、さらに技術がブラッシュアップでき、とても満足しています。今後は国内の社内SEにとどまらず海外勤務も視野に入れ、グローバルに活躍したいですね」

 会社を退職してから1年間、FPの資格取得に向けて勉強に専念した。勉強にひと段落がつき、実務レベルでのキャリアを重ねながら同時にスキルアップしていこうと、再び就職活動をはじめた。インターネットで人材バンクの存在を知り、早速数社の人材バンクにエントリーした。そしてその中の1社であるジャスト人材サービスへ面談へ行った当日に企業を紹介され、数日後に挑んだ企業面接で内定が決まるというスピード採用となる。ジャスト人材サービスの仲谷さんは北川さんの印象をこう語る。

 「私たちは転職者の方のイメージを大事にしながら、企業をご紹介しています。北川さんは明るいお人柄であったし、ご自分の成長を希望されていたので、成長企業をご紹介しました。その会社の活気付いた雰囲気と非常にマッチすると確信がありました」
 そして不動産専門のジョイント・ランドへ入社してまだ日は浅いが、北川さんは職場にすっかり馴染んで仕事をこなしている。

「今の部署は部長と2人で業務をおこなっているのですが、最初から細かい説明もなく仕事をポンと渡されています(笑)。その方がかえって自分で考えながらできるし、ただ言われるままにやるのではない「自分の仕事」ができるので仕事をしていても楽しいです。それに前の職場では課長の承認、部長の承認といったような中継点が多く、意見が通りにくいことが多かったのですが、今はダイレクトに提案できるというところも魅力ですね」

 会社のシステムや管理ソフトなどの違いに慣れながら、徐々に自分のペースを掴みつつある北川さん。毎日遅くまで残業する日が続くが、同世代の社員が多く、常に社内に笑いが絶えないので楽しく仕事をしているそうだ。
 総務など事務系求人はコストを考慮して、派遣のニーズの方が断然多いのが実情だと仲谷さんは語る。そんな中でも、社員と基盤を築きながら成長しようという企業はあるが、そのポストへの求人倍率は数十倍、時には百倍にも上ることもあるという。

 「今回北川さんが採用されたのは、ポテンシャルと上へ上がっていこうとする意識があったからです。FPも将来的に人事のマネージャークラスになったときに大変有効になってくる資格です。今後、人事採用、そして人事政策などまで任せられる人材として北川さんは期待されています」(仲谷さん)

 「以前と違い、今は仕事がきちんと評価される環境にいます。将来的には私も大勢を取りまとめられるようにもっとスキルを上げていきたいですね。実は父親も管理職という立場で総務の仕事をしているので、自宅でも共通した話題でよく盛り上がります。私も総務のスペシャリストとして道を極めたいと思っています」
 そう語る北川さんから熱意が伝わってきた。


2002.01.16  Update  
STEP
20歳
▼▼▼ アメリカ留学から帰国後、上京し就職。秘書課に配属となった。
21歳
▼▼▼ 所属していた秘書課が統合され、総務部に転属となる。
24歳
▼▼▼ ファイナンシャル・プランナーの資格に興味を持ち勉強をはじめる。
25歳
▼▼▼ 将来の可能性を高めるため退職。資格取得のため勉学に集中する。
20歳
▼▼▼ アメリカ留学から帰国後、上京し就職。秘書課に配属となった。

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