転職お役立ち情報|キャリアデザイナー|欧州勤務での経験がスキルアップ転職の契機に

TOP の中の転職研究室 の中のキャリアデザイナー の中の欧州勤務での経験がスキルアップ転職の契機に

株式会社ドコモAOL 船越 令子さん
株式会社ドコモAOL
ブランドマーケティング アシスタントマネージャー

船越 令子さん

欧州出張で知った、同僚たちのキャリアアップへの貪欲さ。新たな一歩を踏み出すため、船越さんは転職に踏み切った。

profile: 1975年生まれ。国内私立大学を卒業後、大手自動車メーカーに入社。商品企画部にてプロダクト・マーケティング、市場調査、ローンチング等マーケティング全般の業務を経験した後、海外業務部門にて欧州・アジア市場におけるローンチングコーディネーションを担当する。2002年、株式会社ドコモAOLに転職。ブランドマーケティングに携わり、現在に至る。

海外勤務が転職のきっかけに
 「大学生のころから、将来は経営側で仕事がしたいと漠然とですが考えていました。それには短期間でいろんな経験を積むことが必要だと思ったので、いろいろな会社を見てみたいという希望は持っていましたね」
 こう語る船越さんは、現在オンラインサービスを行うドコモAOLで、ADSLのマーケティング全般に携わっている。大学時代からマーケティングを学び、前職の大手自動車メーカーでは商品企画部に在籍。卒業論文で奨学金を授与されたこともある船越さんは、マーケティングの知識、経験共にしっかりとした基盤を持っている。しかし今は未経験であるIT業界での仕事とあって、知識を急ピッチで吸収しながら、体当たりで目の前の仕事に取り組んでいるという。

 前職のメーカーは雰囲気が良く、仕事も市場調査から商品企画、販売促進、海外支援業務まで常にチャレンジをさせてくれる会社。古き良き家族的な社風の中で、船越さん自身も一員となって仕事をしていたという。
「入社4年目に、ヨーロッパの現地統括会社へ出張し、現地の社員と仕事をする機会があったのですが、彼らの考え方は、とても良い刺激になりました。私と同じくらいの年代なのに、皆一様に専門性が高く、将来のビジョンも明確に持っている。逆に言ってしまえば帰属意識なんてまるでない(笑)。ちょうどそのころ、会社の事業範囲が変わり、自分が経験できる仕事の範囲に限界がみえてきた時期でもあったので、もっと加速をつけてキャリアアップしていかなければと考えるようになったのです」

 2ヶ月の短い期間だったが、勝手の違う現地統括会社でローンチ担当者としての職務を果たし、確かな手ごたえと自信を身に付けて帰国した船越さん。さらにステップアップできる環境を求め、転職活動を開始する。

TOP の中の転職研究室 の中のキャリアデザイナー の中の欧州勤務での経験がスキルアップ転職の契機に