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英語はあくまでツール 何を伝えたいかが大事! |
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何を隠そう、私も英会話はちょっと……。海外出張や海外旅行から帰ると「これじゃあかん!」とばかりに、英会話に通ったり、外国人の友達作ったり、通勤電車でテープを聞いたりと、一時的に英語ブームがやってくるのですが、これが長続きしない。やっぱり英語を話すのが楽しくて楽しくてしょうがないというシチュエーションがないとダメですね。外国人の彼氏を作るのがいいというのもまったく頷ける話しです。
さて、先日ワタミ社長の渡邉美樹さんの著書『夢に日付を!』を読みました。 |
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そんな渡邉さん、24歳のときに「30歳までにビジネス現場で通用するレベルの英語を身につける」という目標を掲げチャレンジを始めました。どんなに疲れて帰っても、体にムチ打って勉強を続けた結果、まったく不自由なく会話できるスキルが身に付いたそうです。 が、38歳のとき、アメリカの会社と業務提携を結ぶためにダラスに乗り込んだときのこと。「日本で展開する権利を与えてくれ。ロイヤリティゼロで」という難しい条件を飲んでもらうための重要な商談で、一言一句、言葉の微妙なニュアンスの違いだけで失敗しかねない状態の中、結局、すべての会話を通訳を通して行ったそうです。そのときに、「もう英語の勉強はよそう」と決めました。 理由は「日常会話に困らない」レベルと「契約に絡むような話しができる英語力」との間にはあまりにも深い溝があり、それを埋めるためには相当の時間と労力がかかるということがわかったから。 人生は有限。英語はあくまでもツールに過ぎません。 女性に特に多いのが、準備に時間をかけすぎてしまうこと。 会社を辞めて語学留学したり、スキルを補うために、資格を取ることも大切なことですが、そこで忘れてならないのは「夢実現」というゴールを設定することです。TOEIC900点でも、使わなきゃ宝の持ち腐れですから。 チャンスには前髪しかありません。チャレンジするきっかけがやってきたときに、スキルがないからと尻込みしては、そのチャンスは誰か他の人のところへ行ってしまいます。 英会話が苦手ながら、一人で海外出張するという、一見無謀にも思えるチャレンジですが、その一歩はmaisamaさんの人生にとって、とても大きな一歩になるでしょう。チャンスの前髪をしっかりつかんでくださいね! |
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はぴきゃり編集長 金澤悦子 働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。 はぴきゃりでは、現在約100名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。 http://happycareer.jp/ |
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