物腰は非常に柔らかで、こちらの話をよく聞き、論理的に話せました。今回の求人は会計事務所の経営コンサルタントだったので、そんな全体からにじみ出る誠実さがプラスになると思いました。
また、経営コンサルタントとはいってもコンサルティング、営業、セミナーの講師など仕事は多岐にわたるので、未経験の仕事でもチャレンジしてやろうという熱意のある人を探していましたので、この点でもぴったりでした。
経営コンサルタントと営業は仕事の面で重なり合う部分が多いんです。営業の延長線上にあるのが、経営コンサルタントといっても過言ではありません。どちらも最終目的は企業の問題解決ですから。中野さんの営業としての経験・実績はかなりのアピールポイントになりましたね。
さらにこの仕事は一生勉強を続けていかなければなりません。中小企業診断士の勉強をずっと継続していたのもプラスに働きました。
面接でよかった点は「なぜ経営コンサルタントになりたいか」と「なってからどうしたいか」を終始一貫して理路整然と語れたことだと思います。ここは採用判断時にもっとも重視されるポイントですからね。
現在、会計・財務業界は業界再編の変動期にあります。これからは営業ができない経営コンサルタント、会計士、税理士は間違いなく淘汰されていくでしょう。そういう時代のタイミングも味方してくれたのかもしれませんね。
そういう意味では、今回のような求人は現時点では希少ですが、今後増えてくることが予想されます。経営コンサルタントの経験はなくても、営業の経験、もしくはその適性があると思う方ならチャンスはあります。特に提案型営業のウデを磨きつつ、あきらめずに求人検索をしていれば可能性は高くなると思いますよ。
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