キャリア&転職研究室|ITエンジニアのおにぎり|第34回 バカンスのすすめ

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ひげぱわーって誰?

1964年生まれ/大阪在住

・小学校高学年あたりから、学業そっちのけで自分はプロのミュージシャンになるという妄想を抱き続ける。
・大学卒業間近に妄想力尽き就職する羽目になる際に適当にIT業界を選ぶ。
・知らぬ間に1000人企業の支店でシステム部統括マネージャと言われてしまう。
・現在社員数10名ちょいのベンチャー会社マネージャー

 童顔を隠すため無精ひげを生やし「若干不良が交じったイケてるアントンプレナー風」を演出してみるが昨今は年齢もあって普通におっさん化してるような気がする。
たいした技術力はないが、笑って仕事ができる環境を作り上げる技術力はきっとあるんじゃなかろうかと思ってるし、寧ろそれが本当の技術力と豪語したりしてる。

バカンスのすすめ

 暑い!
 というか、"つ"に点々をつけて、「あづい!」とうめきたくなるぐらい暑い。
政治も停滞気味、経済も相変わらずなのに、太陽だけはやたら元気で困る。

こんな時にビルの照り返しにジリジリ焼かれながら毎日コンピュータの前で仕事をしていると、なんだか自分の一度しかない人生の、もしかしたらとても大切な経験ができたかもしれない時間を無駄にしてしまっているような気がします。

最近あんまり使ってないような気もするのですが、バカンスっていう言葉がありますね。
休暇(バケーション)という意味のフランス語です。
フランスの法律では休暇は連続5週間取得できるようで、フランス人はだいたい夏季に1ヶ月ぐらいの長期滞在型のゆったりしたバカンスを過ごされるようです。

山や、海や、田舎で"1ヶ月間、何もしないという贅沢"を堪能する。
なんだかうらやましいですね。

どうも、ITエンジニアの私達は休暇を取る事が下手で、つい先日も
「夏季休暇の申告をしてください。」
ってメールが回ってたのですが、
「うーん。今年は休み取れるかなぁ・・・」
とつぶやく課長とか
「皆が休んで静かな時に一番仕事が進むので休まない事にするよ。」
などと言う空気読まないプロジェクトマネージャーなんかもいたりして、結局ずるずると
はっきりしない中途半端な休みになってしまう傾向にあるようです。

だいたいにおいて、
「休みどんどん取ってくれていいよ。帰ってきたら席ないけどな。」
とか
「"仕事の調整がつくのなら"休んでもいいよ」
などという、余計な一言が多いデリカシーのない上司なんかがどこの企業にもいたりするんで、 「夏だ!休みだ!バカンスだー!」
と心の底からバカンス気分になれなくて、墓参りとかお盆などという、なんだか線香くさい1週間のお休みになってしまってるお父さんも多いんじゃないでしょうか?

「フランス人は一年中次のバカンスの事を考えながら暮らしている」
とか
「フランス人はバカンスのために生きている」
といった話をよく聞きます。

まあ、そこまで能天気になる事もないのですが、ここ最近猛暑続きの8月。
日本もどーんと、「8月は全国民的にバカンス」なんていう政策でも施行されないもんでしょうか?

不況で疲れたサラリーマンがまた元気になるだけでなく、案外、内需拡大したり地方も元気になったり高齢者の孤独死なんていう問題も少し減ってみたりするような気もいたします。

というか、ぶっちゃけ、8月外出禁止令とかでもいいから、なんとかこの暑さから逃れさせて下さい(笑)

(2010.8.9)

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